売りものの車からエンジンを取って付け、車検を通したらしい。

今乗っている車にはエンジンが付いていないのだった。

工場の片隅を見ると、この車のエアロパーツやサスペンション、あとわけの分からないパーツやマフラー、エンジン!が置いてあった。



これで、どこがチョコッと直すというんだろ~っ


「これから、また組み立て直すからさ、」


「いーw。ねぇ、max~暇人だね!」



目を細めて言った。


「妥協はしたくないんでね。特に、この車だけは!」

真剣な眼差し~っ。


2人とも、顔を見合わせて笑った。


「飯だ、いくぞ!」

「おー」

近くのラーメン屋に行った。




翌日、maxの店に行った。

徹夜でやってたみたいで、maxは工場の古タイヤに座り寝!?

プールで浮き輪にお尻を入れて手を広げてるみたいな…

よくこの格好で寝れるな………


片隅にあった車のパーツはすべて装着されているようだった。


リアのウイングが印象的で、全体的に車高が低くなっている。

しょうこは、maxの足を揺すって起こした。


「あっ…しょうこ」


「オハヨー♪できたの?」


「バッチリだぜ!あとは、ならし運転してみないと…ホレ」



maxが鍵をしょうこに渡した。