「見られちゃったな~」
そこには、真っ赤な車があった。
タイヤとマフラーはなく、フロントバンパーやサイドもない。ボディがむき出しになっている。
ドアも一枚外されてる。
後ろの方は、ボディの塗装が削られているように見える。
後輪近くのドアの横には大きな穴が…
第一印象はフェラーリのように感じた。
「これって、お客さんの?」
どう見ても、ここまでバラシている車の板金なんて、ここではやっていないだろって。
「これは、元彼女の乗ってたやつだよ。最近ちょこちょこ直しだしたんだ。」
直してどうするんだろう。その車の持ち主はもう…
「忘れようと思っても、忘れられなくて…少しづつでも、直してあげると…
少しづつでも、記憶が戻ってくれるかと…
勝手にそう思って…
意味ないよな…
でも、一回手をつけてしまったら、止まんなくて…」
しょうこは、じっとその車を見つめていた。
これって、MR2 SW20
しょうこがMR2に近づき、ぐるりと一回りした。
後ろにまわった時に、あるものを見つけた。
テールランプの間にある、この車の名前であるMR2の文字の所
ここには別の名前が入っていた。
GALWING
それは、おそらくライトがつくとピンク色に輝くであろう細工のしてあるもののようだ。
右上には、シルバーに輝くエンブレムがある。
GW-RS
しばらく見てたら、maxが、リアウイングを手に持ちながらきた。
「明日、タイヤとマフラーが入ってくるんだ。やっと細かい調節ができるよ!」
カーボン製でできたリアウイングは、かなり大きい。
少し特徴が………
(^_^;) ゥホッ
ウイングの両端に羽が!!!
「コレ…ギャルウイングのデザインだよ!イカスだろw」
「初めて、こんなの見た。カッコイ~かも。」
「あっ、ギャルウイングって、元カノの事な。レースしてた時に乗ってるのが女ってのが知られて、リアウイングの羽が特徴だったから、いつしか…
金髪のギャルウイングって呼ばれるようになったのさ。」
そこには、真っ赤な車があった。
タイヤとマフラーはなく、フロントバンパーやサイドもない。ボディがむき出しになっている。
ドアも一枚外されてる。
後ろの方は、ボディの塗装が削られているように見える。
後輪近くのドアの横には大きな穴が…
第一印象はフェラーリのように感じた。
「これって、お客さんの?」
どう見ても、ここまでバラシている車の板金なんて、ここではやっていないだろって。
「これは、元彼女の乗ってたやつだよ。最近ちょこちょこ直しだしたんだ。」
直してどうするんだろう。その車の持ち主はもう…
「忘れようと思っても、忘れられなくて…少しづつでも、直してあげると…
少しづつでも、記憶が戻ってくれるかと…
勝手にそう思って…
意味ないよな…
でも、一回手をつけてしまったら、止まんなくて…」
しょうこは、じっとその車を見つめていた。
これって、MR2 SW20
しょうこがMR2に近づき、ぐるりと一回りした。
後ろにまわった時に、あるものを見つけた。
テールランプの間にある、この車の名前であるMR2の文字の所
ここには別の名前が入っていた。
GALWING
それは、おそらくライトがつくとピンク色に輝くであろう細工のしてあるもののようだ。
右上には、シルバーに輝くエンブレムがある。
GW-RS
しばらく見てたら、maxが、リアウイングを手に持ちながらきた。
「明日、タイヤとマフラーが入ってくるんだ。やっと細かい調節ができるよ!」
カーボン製でできたリアウイングは、かなり大きい。
少し特徴が………
(^_^;) ゥホッ
ウイングの両端に羽が!!!
「コレ…ギャルウイングのデザインだよ!イカスだろw」
「初めて、こんなの見た。カッコイ~かも。」
「あっ、ギャルウイングって、元カノの事な。レースしてた時に乗ってるのが女ってのが知られて、リアウイングの羽が特徴だったから、いつしか…
金髪のギャルウイングって呼ばれるようになったのさ。」