こちらのママさん、カイ君の特性をよく分かってくれていて、カイ君が意地悪でやったのではなく、何かに怒ってやったのではないか、その原因は女の子の方にあるんじゃないか、と話をしてくれました。
その後、そのママさんと女の子に会ったので、当事者の前で「カイ君、なんで○○ちゃんの音読カードに落書きしたの?」と聞いてみると、「○○ちゃんが書いてってお願いしてきた…」と。女の子は間髪入れずに「私、そんなこと言ってない!」と。
女の子の「ママに叱られたくない」という必死のオーラから、カイ君はたぶん嘘をついてはいないんだろうけど、女の子が自分の音読カードに「落書きをしてよ」ってお願いするシチュエーションってどんなの!?想像できない…
カイ君のあまりにナナメ上の答えに、私もママさんもポカーンとなり、「理由はどうあれ(たとえ、○○ちゃんがいいよって言っても)、教材には落書きするな」という指導で、何となく終わりました。
でも、その後にやっぱり気になって、カイ君に詳しく聞いてみました。
その日、二人は「○○ちゃんが字がキレイに書けない」という話をしていました。「じゃあ、僕が代わりに書いてあげるよ」とカイ君が言い、○○ちゃんが「じゃあ、お願いね」と言ったらしい。カイ君は○○ちゃんが「いいよ」って言ったつもりだったけど、実は違う話の「いいよ」だったかもしれないし、○○ちゃんもカイ君の話をよく聞いていなくて、適当に「いいよ」って言ったのかもしれない。言ったのか言わなかったのかは分からないけど、カイ君の行動を○○ちゃんは理解しているわけではなかった。
それでも、○○ちゃんは「あとで消せばいいや」って、特にカイ君を責めるわけでもなく帰宅。しかしそれがママに見つかり、予想外に大事になっててビビる…みたいなことじゃないかなぁ…と私は思っている。
つづく








