私が母親に戻ってすぐ、全く懲りないカイ君が
またもや問題を起こす。
母親の私も限界だけど、父親のパパも「もうお父さんを続けられそうにない」とのことで
出てってもらうことにしました!
これね、後で聞いたんだけど
思春期の子に「もう家から出てけ!」っていうと、最近の子は本当に出ていってしまって、恐ろしいことにそれなりに生活も出来てしまうので、絶対に言ってはいけないんだって。特に女子ね。
早熟なカイ君も、さすがにまだそこまでの境地には達していなかったようで、泣いて泣いて謝ってきました。実は心の隅では「もしかしたら、本当に出ていっちゃうかもなぁ」と思っていたので、ちょっと安心したのもあり、そろそろ許してあげようとしたところ、思わぬ刺客が!!
ルーたん「かばん、持ってきてあげたよ!」
(゜Д゜≡゜Д゜)
それからのルーたんの手際のよさったら…
ルーたん
「パンツ2枚の方がいいよ!switchは2つあるから、1つ持っていって。お茶碗とコップもいる?ルーたんのお菓子あげるね。」
出張する人を見送るみたいにテキパキと荷物を詰めるルーたん。唖然とする私。事の重大さを再認識してさらに号泣するカイ君。
ルーたん、カイ君専用のデジカメを持ってきて、「最後に一緒に写真を撮ろう!」と。自撮りでパシャり。その画像を確認して、「うん!ちゃんと撮れてるよ!見て!!」と、泣きじゃくるカイ君にも強制的に確認させる。(笑顔のルーたんともちろん泣き顔のカイ君)
その後、私とカイ君の2ショットも撮らされ、そのカメラはバッグの中へ。
ルーたん
「寂しくなったら、写真見てね」
(゜Д゜≡゜Д゜) え?そういうこと?
だから、私のスマホや家族カメラではなく、わざわざカイ君専用のカメラで撮ったのね!?
空気読み過ぎだろっ!
ルーたんのおせっかいのせいで、この騒動の収集はつかず、荷造りされたバッグは玄関に出されたまま、許すも許さないもなく、なんとなーく保留になっています。
(おまけの話)
ルーたんと二人きりになった時に、「カイ君が家を出ちゃったら、もう二度と会えないけどいいの?寂しくないの?」と聞いたら、「別に」と言われました。エリカ様以来、久しぶりに聞いたわ、それ。