初めての不妊治療は2006年、26歳の時でした。
生理も28日周期で毎月きちんと来ていたし、基礎体温もきちんと2層に分かれていたし、排卵痛も感じることができる体質だったため、結婚すればすぐに妊娠できると思っていました。
ところが、待てど暮らせどコウノトリはやって来ず、しびれを切らして近所の産婦人科に通い始めました。
当時26歳。
「まだ若いのでゆっくりやりましょう」
先生はそう言って、子宮卵管造影検査と精液検査(ともに異常なし)の後、HCG注射とタイミング法のみでやっていくことになりました。
このときは、血液検査は行いませんでした。