《70-5 ヒマで困ってるの巻》
飛田松五郎のようなアイデアを思い浮かべる為に、仕事をしている人間にとって、何もしないことは大変なことである。
もしかしたら、これは石ノ森章太郎自身の事をいっているのかもしれない。
何かやっていないと、大変なことになると周りを巻き込んでいくのだ。
確かに最初のページに「石森先生に励ましのお便りを書こう!」とデカデカと書いてあるから、間違いない。
ヒマなことさえ、ネタにしてしまう。
ブログネタに困って、食ネタに走る自分自身とは明らかに違う(笑)。
小学館「週刊少年サンデー」1970年頃。
(講談社「石ノ森章太郎デジタル大全」より「CM野郎」から)