《指令No.17 A HAPPY NEW YEAR》
新年早々、009ノ1たちは特殊な訓練を行っていた。
UFOのような乗り物や大型ロボットによる攻撃を、交わしつつ順調にこなしていると思われた。
だが、攻撃を受けて負傷する009ノ1、本物の武器を使ってる?
仲間が倒れている、息をしてないではないか。
これはおかしい…。
イヤリングの通信で命がけで、訓練ではないと伝える仲間。
ようやくこれは、コンピューターをいじった何者かによる策略だと分かる。
たった一人残ったのは、やはり009ノ1。
新年の挨拶を迎えに来たボスにする。
訓練は、何かが起こらないと役に立たないと投げやりにやりがち。
だけど、根が真面目な009ノ1が、生き残ったってことは、訓練をちゃんとやってるってこと。
…普段から防災も意識しつつ、生活していかないといけませんね(汗)。
双葉社「週刊漫画アクション」1969年1月2日号・初出。
(講談社「石ノ森章太郎デジタル大全」より「009ノ1(3)」より)