《指令No.3 超能力をわがポケットに》
ミス・ナイン(009ノ1)は、精神感応が優れているミスター・ビックラスとともに、超能力者を捜していた。
彼女たち、ウエスト・ブロックのメンバーの他に、イースト・ブロックのメンバーもその人を捜していたのである。
道すがら、ドローンのような飛行機(カブトムシのようなと本文では表現しているが今風にしてみた)に狙われてしまう。
彼らとは関係なく、その場に居合わせた遺跡発掘の人々も、イースト・ブロックのメンバーに命を狙われてしまっていた。
そこで出会った生き残りであるイケメンの男とともに、道を進む。
どうやら聖なる城に、捜していた人物がいるらしい。
しかし、その人物は、どこにもいかないし、戦をするような者たちとは組まないと言う(汗)。
あきらめて下山するミス・ナインら。
(超能力をわがポケットに…)というタイトルを見ていると、スマホもその場にいて様々な情報を手に入れられるアイテムだから、我々も、もしかしたら昔の人から見たら超能力者に見えるかもなぁ?(笑)と思ってしまった。
双葉社「週刊漫画アクション」1967年10月5日号・初出。
(講談社「石ノ森章太郎デジタル大全」より「009ノ1(1)」から)