ストレンジャー③-7 | ネムリ・モヤのブログ

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アートと旅と食を愛す孤高の仮面ライダー好き女

《進化》

謎の大きな球体は、昆虫だった。


合体したりバラバラになったり、とても虫にしては発達している。


火星に住み慣れたはずのアントライオンにも、まだまだ対処方法がわからない生き物が多いようだ。


空に浮かぶ光。


アントライオンはUFOだと思ったが、ミウ王妃はドクガだと言う。


幻覚を見せていたのは、ネコだった。


地球では進化しなかった動物たちが、火星で独自の進化を遂げていたのだ。


まだまだ謎多き火星である。



秋田書店「プレイコミック」1977年頃・初出。


(講談社「石ノ森章太郎デジタル大全」より「ストレンジャー(3)」から)