第50話より。
G3-Xの正体は、北條刑事。
そして、G3マイルドは、警察のイヌであるオムロ君であった(汗)。
これからは、アギトからアンノウンを守るのが任務だと言い放つ北條刑事に、怒る津上翔一である。
もちろん、正規のG3-X装着者氷川誠や開発者小澤澄子も上層部に抗議していた。
だが、アギトは将来、人間の驚異になるから我々人間が対処できない為、アンノウンに任せればいいというのだ。
氷川誠は、元々在籍していた香川県警に異動となり、小澤澄子にはG3システムの武器開発部にと再び散り散りに。
葦原涼に首ったけの女ライダーリナは、誕生日祝いをしてあげると仕事場でイチャイチャし始める。
葦原涼は、表向き嫌がっていたが実はうれしかったようだ。
また、津上翔一の同僚カナは体の異変に苦しんでいた。
津上翔一は、早引きした彼女をアパートまで見舞いに行ったが、彼女がアギトになりかけていることに気がつく。
カナは、自分にそっくりな人間に出会い(ドッペルゲンガー)葦原涼の目の前で息絶える。
ショックを受けながらも、その原因がアンノウン(地のエル)の仕業だと気づき、戦いに挑むも相手の強さに再びやられてしまう。
一方津上翔一は、カナが姉のようにアギトに押し潰されている事を知る。
少し前に氷川誠からアギトを恐れる人間がいることを思い出していた。
自殺を止めようとするが、彼自身の力では限界を感じるが、本物の津上翔一が現れサポートする。
アギトでも人として生きていける。
そんな励ましをしつつ、目の前でアギトに変身し、アンノウン(地のエル)に向かっていく。
きっと彼女の励みになるだろう。
結局、自分の事は自分で決めていかなければならないというのは、人生訓として大事な言葉だと思う。