シバは、パニックになっていたがヒトによって、冷静さを戻す。
ゲリラ犬たちのもとに行くと、ロボット達がゲリラ犬を襲っている。
どうやらそれは、神に従うはずの僧侶達の命令で動いているらしい。
ゲリラ犬の気になる女ピッチー、彼女もまた襲われそうになっていたが、かろうじてシバ達によって救われる。
忍者のような犬コジローと共に、見てはいけないはずの神に出会う。
それはまるで我々の知るエジプトにある巨大なスフィンクスの像のようである。
顔がヒトで、首から下はイヌだというのだ(汗)。
だが、その神は、彼らを逃がす。
そこにヒトが混じっていたからであろうか?(汗)。
スフィンクスのような神は、ロボットと同じように心がなかったが、それを操る心を持つ存在を感じるヒトであった。
エジプトの謎のひとつの答えのような気がして、なんだかドキドキしますね(汗)。
小学館「週刊少年サンデー」1976年頃・初出。
(講談社「石ノ森章太郎デジタル大全」より「THE DOG WORLD(2)」から)