クリスマスの頃の夜でしょうか。
マリッペと6べえは、お互いのクリスマスプレゼントを購入して、帰る途中。
シンナー中毒の連中に冷やかされるのです。
売られたケンカは買う6べえでしたが、マリッペの「神様が見てる」という言葉に反応して、我慢します。
そこにやってきたエッちゃん。
シンナー中毒の人から、シンナーの入った袋を渡されます。
素直に吸い始めるエッちゃん(汗)。
するとどうでしょう。
空中にふわりと浮かんだかと思うと、光に満ちあふれ神様のようです。
そしてあたりに雪が降り始めました。
この後、エッちゃんは姿を消したという(汗)。
平凡出版社での掲載はこれでおしまいのようです。
クリスマスネタなのに、かなりシュールですよね。
よいこのみんなは、(おそらく「平凡」の読者は高校生ぐらいだろうけど)真似しないようにね!
てことかな?(汗)
平凡出版社「平凡」1969年12月号・初出。
(講談社「石ノ森章太郎デジタル大全」から「さるとびエッちゃん(5)」より)