ペットにも流行りがある。
流行りというものには、必ず負の部分が存在するのだが、そのことにはすぐには触れたからないものだ。
コガネムシに似たオオガネムシをツガイで飼うと、黄金の巣を作り、金持ちになれるという。
まゆつばものだが、マスコミは成功者のもとに押しかける。
実はそれはブラックの敵、ゴルゴムのビルゲニアが化けた姿なのである。←少し狂言師の人に似た感じ(笑)。
南光太郎は、オオガネムシによって、いじめられっこになり、母親は家事を放棄し、おまけに父親は仕事を辞めて退職金でオオガネムシのメスを手に入れる一人の少年に出会う。
たかが虫に翻弄されている人間たちを見せて、南光太郎に絶望を味わせる作戦のようである。
…しかし、コガネムシ怪人をやっつけたとしても、この家族はやり直しできたのか？心配でたまらない(笑)。
少年の父親役は、赤塚真人さんでした。
次のライダーではレギュラーになる方です。
最近は、この当時のようなコミカルな役は少なくなってしまいましたが、サスペンスなどで見かけるとうれしくなる俳優さんです。