また、天狗といった人間ではない生き物にも恐怖を感じるだろう。
若い娘を差し出せばみんなが助かる。←このあたりは仮面ライダー響鬼ぽいが。
そこにからくりがあると、佐武と市は見越して罠を仕掛ける。
謎を解けば、あっけないものだが、人々の不安を取り除いてあげる彼らの活躍もまたすばらしい。
長期連載の作品あるあるだが、マンガの書き方がまだ初期は、かなり簡略である。
続ければ省略が始まるものだが、これは逆。
雑誌の性格に合わせてるのかな?
小学館「少年サンデー増刊」1966年夏休みまんが大特集号・初出。
(講談社『石ノ森章太郎デジタル大全』より「佐武と市 捕物控(1)」から)