それは恐ろしい光景だった。
白い羽衣を着た小中学生が、高い場所からおのおの違う高い場所から飛び降りるのだ。
まるで、自分達は空を飛べることを信じているみたいに。
この事件を知ったおやっさんは、怒り心頭(しんとう)だった。
それを見てぼんやりする神敬介がかたわらにいた。
今はなき、父親をそこに見ていたのだ。
そうしているうちに、24人目の犠牲者が出てしまった。
止めに入った男は、カラスを連れた謎の男に消されてしまう。
24人目の犠牲者は、天才人間の研究をしていた大門寺博士の長女だった。
悲しみはいかばかりか。
神敬介は、博士に話を聞く。
博士は、自分が開発した薬を優秀な子どもたちに飲ませて、二人の娘も実験台にしていたという。
飛び降りた少年少女は、彼の被験者だった(汗)。
→なんたる父親だ! 妻は出ていったのか、姿が見えない
→病弱で、次女を産んで産後のひだちが悪くて亡くなったのか(ここは、想像です(汗)。)。
生き残っているのは、後は次女のみ。
彼女だけでも、救えないものだろうか。
→しかし、遅い。対応が遅すぎるのだ。(遺族が、博士に損害賠償を請求とか裁判沙汰になりそうなものだが)
彼女は、博士の助手ととても仲良しだった。
二人で、空を飛ぶ話をするのが楽しいと娘は父親に話すという。
でも、助手の心は、すでにゴッドが支配されていたのだった(汗)。
ちょっと切ないラブストーリーにも感じるなぁ。
グッズコーナー。
『セッタップ! 仮面ライダーX』
(絵・村枝賢一 氏、CG・村枝正將 氏)
仮面ライダーXって、パッと見、ゴレンジャーの仲間みたいですが(汗)。
変身シーンはとても独特で、印象に残りますね。