想いの温度 -6ページ目
「不確」
-忘れたくても忘れられない過去の破片。-
もしも「心」を見失い
独り怯えているのなら
真っ白な空で
包んであげるから。
-不安と寂しさと疑心の毎日。-
もしも「信」を失くし
独り苦しんでいるのなら
キミが瞳を開くまで
何も言わずに
ただ・・・ぞっとそばに居るから。
-悲しみの果てに。-
もしも「歩」をなくし
独り膝を抱えているのなら
その先を
その続きを
共に描いて
キミの空の色を
変えてゆくから。
それが偽善や気まぐれな優しさと
キミが切り捨てるとしても・・・
ボクの心が永遠に変わらないと
断言できなくても・・・
「角砂糖」
強く強く
大切に握りしめてしまうと
壊れてしまうものもあるのでしょう・・・
瞳には映らない大切なものほど
壊れやすい硝子細工。
光の中に居ても
闇の中に居ても
居たくない場所に居ても
安らぎの場所に居ても
それぞれの手の中に
それぞれの心の中に
大切なものは居てくれます。
何も言わずに
何も伝えずに・・・
だけど
きっと小さな小さなサインを
送っているのだと思います。
それに気付くか気付かないかは
自分次第なのでしょう。
それは大人も子供も
瞳の色も肌の色も
賢い人もそうでない人も
強い人も弱い人も
それぞれ違っても同じこと。
「信じる」は「裏切りの色」
「大丈夫」は「寂しさの色」
「笑顔」は「涙の色」
変わらない確かなものなど何もない毎日の中で
ボクは大切なものの優しさに慣れて
甘えてないだろうか?
「咲夜」
冷たい風が
窓を叩く夜に
ため息の花を
部屋中に飾って。
計り知れないキミの想いに
肩を叩くような言葉はかけられなくて・・・
見上げる空は同じなのに
見上げる想いは幾千も違って
いつかボクの空とキミの空が
同じになるなら
キミがため息をつく暇もないくらい
たくさんの話を聞かせてね。
そして
部屋中に飾るのは
たくさん咲いたキミの笑顔。
だから
友達よりも家族よりも
キミの周りにある空気よりも
ボクの心はキミのそばに居るから。
「半月」
静寂が鳴り響く
時計のリズム。
何かに頑張り
何かに期待し
何かを信じて
何かを失う。
喧騒の日常に
行き交う無言。
何かに怯えて
何かを疑って
何かにつまずいて
何かに悔し涙流して。
苦しみや不安や理不尽は
きっと何かを頑張ってる人や
きっと何かを目指してる人の前にしか
姿を現さないのでしょう。
今すぐに変わる事はないけど
でもいつか必ずキミの力になってくれます。
それでも辛い日々が続くかもしれないけど
キミの頑張りをボクは知っています。
結果やゴールがどうであれ
キミの頑張りをボクは知っています。
「大切」
誰もが自分で精一杯で
周りの景色も見えなくて。
ボクはキミの
不安や寂しささえも
気付いてあげられなくなっていた。
「大丈夫」と言うキミの裏側の
強がりの笑顔は
ボクの心を締め付けた。
「大切なもの」は大きく切ないもの。
日常に慣れてしまい
流してしまう当たり前のことは
本当は当たり前じゃなくて
ひとつひとつが誰かの優しさで
感謝することさえ忘れてしまう。
キミの優しさや思いやりが
心に染みるこんな夜は
「ありがとう」の意味を噛みしめて
涙が溢れ出す。
もう我慢しなくていいよ。
もう強がりの笑顔は作らなくていいよ。
その心が不安や寂しさで染まらないように
二人の色をたくさん描いていこう。
この広い世界でキミが迷子にならないように
つないだこの手は
離さないから安心して。

