助産学生のとき、『自分の基礎体温を測ってくる』という宿題がでた。

助産師になったら、患者さんに基礎体温測定の指導をすることがあるだろうから、
まず自分でも体験してみなさい、ということらしかった。

正直なところ、ちょっとめんどくさくて気がすすまなかったけど、
宿題なのでしかたなく、婦人体温計を買ってきて測りはじめた。

基礎体温用のグラフ用紙に、時々忘れたりしながらも、体温を記入して線でつないでいったとき、
多少ギザギザしながらも、なかなかきれいに、高温期、低温期の2層があらわれて、びっくりした。

ふつうの体温計ではわかりにくいくらい、とても微妙で、でもはっきりと存在する、身体のリズム。
えええ~? なにこれ…。身体って、すごない…?!なんかもう、…感動した。

わたしは、とくに20代ぐらいまで、自分の女性性に目をくれようとしない、むしろややないがしろにしちゃってる、傾向があった。
そんな、自分の女性性を認めようとしないわたしであっても、そんなこと関係なく、
身体はわたしを女性として、いつでもちゃんと子どもを産めるように、淡々と準備し続けてくれていたのだった。

なんというか、その、もくもくと、とうとうと、わたしが知ろうが知るまいがそんなこと関係なく、
ずっとありつづけてた、身体(最も身近な大自然)の営み、願い?、流れを、思いがけず知り、
なんか敬虔なきもちになった。

わたし、なんで、自分の女性性にあらがってたんだろう?
この、おおきな、おおきな、生命の流れのなかで、
こんなちっぽけなわたしが、なにを逆らおうとしてるんだろう??

ばかばかしくなって(笑)。
いったい、なにやってたんだろう??

すごい謙虚なきもちになってきて。

素直になろう。
流れのままに。