訃報を聞いて、本当にショックを受けました。
どんな役も三浦春馬が演じていると安定感があって危なげなくて、いつもストーリーに引き込まれて観ていました。
ドラマも映画も舞台も、そして最近は歌やMCまで。
どれもそつなくこなしてうまかった。
何より笑顔が良かった。
そんな彼の同年代の俳優の頭1つ抜けた活躍に、どんどん力量を求められる役がついていった。
事務所としても彼の代わりはいないし、ステップアップになると引き受けたのだろう。
彼は持ち前の才能に甘えることなく、応え続けるうちに燃え尽きてしまったのだと思う。
私は精神疾患の患者さんに接しているから分かる。
あの痩せ方、目の動き、ぎこちない笑顔、風貌があんなに変わってしまった彼を1人でも病院に連れて行ってくれたら…絶対に近しい人は気付いていただろう。
彼を語る時ストイック、真面目、人に優しいとみんなは言うけれど、主役をはり、座長を勤め、代表作をいくつも持つ彼は弱音を吐いたら贅沢だとか、わがままだと思われると思って口に出来なかったのだろう。
私たちは唯一無二の役者を失ってしまった。
日本の演劇界は宝を失った。
もっと彼の芝居を見たかった。
でも、それ以上に彼が可哀想でたまらない。
あの日、あの時、どうしても現場に行けなくて、もう全て終わらせたい、断ち切ろうと思ってしまったのかと思うと胸が締め付けられる。
人間、三浦春馬をこの世につなぎ止められなかったことが残念で、だからこんなにも私たちは悲しいのだと、いつまでも彼を思ってしまうだと思う。
#三浦春馬