今日はおさーんの誕生日。

四捨五入してギリギリアラフォー。

本人は若いつもりでいても

外から見れば確実におさーんなんやろねー。


そして今日は祖母の命日でもあるのです。

仕事前に雨の中、親父と墓参りに行ってきました。


お墓に供える花を持って車から降りると

親父はすでに墓へ続く坂を上っていく。


おさーんはバケツに水をくみひしゃくを用意し

箒とちりとりを持って後を追う。


すると坂の途中で親父が立ち止まっていた。

その後ろ姿をみておさーんは思った。

「あぁ、たぶんお墓の場所が分からないんやろなぁ」

親父は振り返らずにおさーんに聞いた

「大、お墓どっちやった?」

「こっちやで」

「そっか、そっちか」


墓の周りは結構草が伸びていた。

この前来たのは5月のGW。

母の十七回忌前に、妹家族と滋賀の姉家族と。

その時は8人いたけど今日は2人。

台風が近づく雨の中、傘を差しながら

しゃがんで草を抜く。


黙々と草を抜くおさーん。

すると親父が話しはじめた

「○○さん(親父の親父 おさーんの祖父のこと)

 33歳で亡くなったんかあ・・・」


墓石に刻まれた名前をなぞりながら。

「○○さん(親父の母 おさーんの祖母のこと)

 はその時26歳やったんかあ・・・」


「そやねー。どっちも若いなぁ」

「結核でなぁ。昔はそれで亡くなる人多かったんやぁ」



ここに来るといつも同じ話をする親父。

そして次に何をいうのか、分かっているおさーん。


「お父さん、1年生やってなあ。

 学校のクラスメイトがよーさん来てくれて。

 それが嬉しいてなあ。

 はしゃいでたらしいわあ」


 「そうなんやあ」


祖母が亡くなって19年。

これまで幾度となく交わした親父との会話。

草を抜きながらおさーんは思ってた。


「これから何回ここに来て、この話聞けるかなあ」




草を抜き終え、お花を供える。

親父はたわしで丁寧にお墓をこすっている。


「今日は雨やし、線香とろうそくはええかな」

「そやな。あー恵みの雨や。水かけんでもきれいになるわあ」




掃除が終わると親父に数珠を渡す。

二人で手を合わせ、黙とう。

心の中で祖父・祖母・母に話しかける。

そして目を開ける。



雨はまだずっと降り続いていた。

来年も雨かなあ。

来年も親父と来れるかなあ。



下り坂を歩く親父の後ろ姿を見ながら

そんなことを思いました。








ブログやピグで知り合えたすべての人へ

いつもありがとうです。

そして、こんなおさーんですがこれからもよろしくです。


ではでは

誕生日に必ず聴きたくなるこの曲を音譜