連休明けの月曜日。

特にネタがないので

「続きもの」として書いてて

そのままほったらかしにしてた記事の続きです。



つづきから




猛吹雪の中、車の外に出たおさーん。

吹き付ける雪の中、砂利に突っ込んだ車が

どうなったのか確認することに。


左前輪のタイヤがパンクしている。

そしてサスペンション(軸のようなもの)





が剥き出しになっていた。



ビュービューと吹き付ける雪を手でさえぎりながら

道路の方を振り返ると

暗闇の中に長さ1mほどの角材が転がっていた。

たぶん、トラックか何かの荷台から落ちたんだろう。

改めて、よくこんなものに乗り上げて無事だったと

自分の運の強さを思う。




そんな感慨はおいといて。

さて、どうするべ?

当然、事務所に連絡だ。

車外に立っていると凍えてしまうくらい寒いので

一旦、車内に乗り込む。

そして所長にTEL。


こんな状況なのに、携帯から聞こえるのは

山下久美子の「バスルームから愛を込めて」の

着メロ。


そんなギャップと所長のいつもの顔を思い出すと

寒さと事故でピリピリしていた心がホッとする。


 「あ、○○君、どした?終わったの?」


いつもの終業報告と思い

のんびりした所長の声が聞こえる。


「あ、お疲れさまです。いえ、実は事故に遭いまして・・・」


「え!?なになに?事故!!!大丈夫なん?」


「いえ、あ、ハイ。自分は大丈夫で、怪我もしてません。

 単独の事故で・・・」





その後、今いる場所と車の状況などを報告。

そして車ではとても帰れそうにないこと

周りにガソリンスタンドもないし、途方にくれていること

などを説明する。


 「とにかく社長に報告しておくから。

 でも、車なんとかせんとアカンなあ。

 近くにスタンドなかったら歩いて行くしかないかもなあ」




この路は何回も通っているので、近くのスタンドといっても

ゆうに2㌔は離れている。

しかもこの吹雪の中、歩いて行くなんて・・・

途方に暮れるおさーんが呆然としていると

気が付かなかったのだが、目の前に1軒だけ民家が

あるではないか。

しかも窓には灯りが見える。


「所長!前に家があって電気が点いてます!

 とりあえずここの家の人に助けてもらいます!」



まさに藁をもすがる思い。

電話を切ったおさーんは、ますます激しさを増す吹雪の中

その民家の玄関先へと向かったのだった・・・


つづく