今日は親父の認知症治療の通院日。

前回の診察はおさーんの仕事の都合で

親父1人で行きました。その日の夜に

「今日はなんて言われたん?」

と、診察の時に説明された内容を聞こうと思ったら

「えーと、なにやったかなあ・・・?」

と、ほとんど憶えてなかった・・・。

主治医の先生には

「毎回、付き添いの人と一緒に来てください。」

と初診の時に言われてました。でも、おさーんの

休みが合わないと行けないし・・・。

妹はまだ子供がちっちゃくて、病院へ連れて行くのも

申し訳ないし・・・。

などなど、いろいろ考えなくてはいけない問題も出てきました。



それはともかく、親父の診察です。


結論からいうと

「いよいよ本格的な治療が始まった」

そんなかんじです。




去年の8月から症状が出始め、今月で半年が経ちます。

脳波・MRI、SPECT検査、心理テストなどの結果、

「初期認知症だが、すぐに投薬はしないで、しばらく

様子を見ましょう・・・。」

親父もおさーんも、当初そう言われた時は、正直ホッと

したところもありました。

「あーそうなんやあ、薬がいらんほど軽症なんやあ。」

こんなとこでしょうか。


ですが、日が経つにつれ、親父の物忘れの進み具合が

早くなっていきました。

8~9月頃は、● 今日の日付・曜日などの時間的なもの

         ● 久しぶりに会った人や、親戚の名前


物忘れといっても、これくらいの程度だったのが

9月以降。症状が進み最近では


       ● その日に行く場所を、家を出るまでは
         覚えているが、外出するとその場所が分からない

       ● 前日の行動を思い出せない

       ● 忘れ物が増えた
         (自転車で銀行へ出かけたが、銀行から
          出た途端、置き場所を忘れ、歩いて帰宅)

       ● 今、話している内容を、また繰り返す。

       ● 時々、落ち込んだり、ふさぎがちになる
         (飲酒時は特に)

こういった症状が、ほぼ毎日続いています。


「認知症記」というタイトルで記事を書く間隔が

短くなっているのにも親父の進行の早さが現れていると思う。






実は、今日の診察時に、以上のことを書いたノートを

先生に見せました。

薬を始める判断基準は、医者じゃないので

分かりませんが、それを見た先生は

「んー、症状進んでますね。分かりました。

 では、投薬治療を始めましょうか。」

と言われました。



その言葉を聞いたおさーんはこう思いました。

「あー、いよいよかあ・・・。」

この表現が、その時の気持ちで1番ふさわしいかなあ。


ショックというよりも、覚悟っていう感じ。

いつかこの日が来るのは分かってたけど、その日が

いよいよ来た、そんな感じです。

今日も、診察前に、介護申請の書類を提出し、

いずれは介護認定の審査も受けることになります。


これから始まる治療と、親父の症状の進み具合。

その不安や覚悟は親父が1番感じているはずだし

おさーんなんかより何倍も大きいと思う。



診察が終わり、待合室の椅子に座ってた時

目の前を車椅子に乗ったおばあさんが横切りました。

その後ろを、ご主人かなあ・・・が、それを押していました。

それを見た親父がポツリと

「ワシもああなるんかなあ・・・・。」

とつぶやいたので

「お父さんは、だいじょーぶやって。次の日曜も

 マラソン走るやん。だいじょーぶ、だいじょーぶ。」

って、励ましというか、そんな感じで言ってみたけど

そのあと、何て言っていいのか分からず、お互いに

黙ってしまいました・・・。





診察の時にね、これは絶対に聞こうと思ってた

NHKの「ためしてガッテン!」の話。

「てんかんの薬は認知症に効くのか?」

先生に尋ねたところ、たぶん同じ質問をされてる

感じやったなあ、そんな表情をチラッと浮かべたあと


「お父さんの症状はね、似ているけれど

てんかん性のものではなく認知症に起因しているので

てんかんのお薬は使いませんよ。」


こう言われました。






処方されたのは「アリセプト」という

認知症の治療に使われる最もポピュラーな薬です。

同時に、副作用(吐き気・下痢・めまい)を抑える薬と

抑うつ剤の計3種類をもらいました。

主治医の先生は、とても穏やかで、

飲み方の注意も丁寧に教えてくださるので

親父もおさーんも安心して説明を聞きました。

病院の先生の態度については、これまでかなり

嫌な思いをしてきたので

ほんと、この先生でよかったなあと。

また、そのことについては記事にしようと思います。

偶然見つけた、こちらのブログ。

おさーんんが感じていることを、現職の先生が書いてはります。

こんな先生が増えることを切に願いますねー。






ではでは、これからも二人三脚ならぬ

いろんな人の力を借りて、頑張っていきますので

温かく見守ってください・・・  お辞儀ハリポタ