最近、新聞を読んでいて
心を新たにした記事がありました。
「次代への名言」幕末維新青春伝
幕末の維新期に活躍した
長崎最大の貿易商・グラバー氏、
維新後にも日本に住み続け
明治44年に亡くなるのだが、
彼が維新の頃を思い出し、
その当時の事を語った言葉、
『幕末に長州、薩摩、肥後、肥前、宇和島の各藩とは
何十万、何百万両の取引をしたが、
賄賂は一銭も使わなかった。
これは、賄賂をふところに入れるような武士は
一、ニの例を除いて 一人もおらず、
みな高潔かつ清廉であったためで、
賄賂をしたくともできなかった。
このことはぜひ特筆大書して
後世に伝えていただきたい。』
グラバー氏が当時の日本人、
特に維新の志士達に感じた思い
「高潔」と「清廉」
私も忘れていた日本人の美徳に
思わず襟を正した。
下記写真「グラバー邸と長崎港」
http://k-kabegami.com/gurabar/9.html