旅の二日目は残念ながら雨。干物が10種類くらい選べて七輪で焼く懐かしのスタイルの朝食にはたれに漬け込んだ魚やをご飯に乗せて出汁をかけていただく漁師飯などもありました。デザートには必ず食べるライチもあり大満足の朝食になりました。

 

 

この日は台風の影響もあって風も強めでした。昨夜の宿から今日のホテルまでは今までに通ったことがない道を走るし距離も長いのでやや緊張。しかも雨だし。頼りにするのはナビのみ。

 

なのにナビが示したコースだと遠回りになりそうだったので、しばらくはナビを無視して走りました。そのうちナビも「こいつは言うこと聞かんなっ!!」とキレたのかあきらめたのか、思い通りのコースを指示してくれることになりました。

 

姉も私も初めての道なのについついおしゃべりが弾むとナビの指示を聞き落してしまい、「あれ?後何メートルって言ってたん?」「わからん。。。。」「助手席の人はちゃんと聞いてえな!」とやや喧嘩腰になってしまうこと数回。

 

思ってたのよりも整備された広い道路が続いたのでよかったのですが、途中には狭くてカーブが続く道も多く、そこはおしゃべりも控えて必死にハンドルを握りました。幸いなことに交通量が少なく、他の車に迷惑をかけることもなく走行できたのはよかったです。

 

そのうちに今までに家族で訪れたことのある店だったり施設だったりも現れてきて、昔話に花を咲かせる余裕も生まれ、ナビに助けてもらいながら昼食のお店に到着。

ここはエビフライが美味しくて何度も来たことがありますが姉は初めて。エビフライを頼むかと思ったら昨日すでに食べたということで姉はアジフライをチョイス。私がエビフライを1匹分けることにしました。

なんか食べてばかりですが、全部美味しくて美味しくて。これもまたぺろりと食べ終えました。

 

ここから目的地まではあと少し。途中イオンに寄って買い物を楽しんで賢島の少し手前の駅辺りまで走りました。

 

この日宿泊するのは「美食の隠れ家プロヴァンス」。小さなホテルですがとにかく口コミでは料理がおいしいと評判なので予約したんです。かわいい雰囲気の室内なので若い人が多いのかなと思いましたが自分たちと同じような年代の方々もみえました。

 

部屋に入り少しゆっくりとしてから温泉に。細かい泡が出るお風呂は調子

が悪くて利用できませんでしたが姉と二人だけの利用だったので気楽に楽しめました。二人とも長くお湯に浸かれない性分なので他の方に比べると烏の行水かと思われるレベルですが十分楽しめました。

 

そしていよいよお楽しみの夕飯の時刻に。通されたのは大きなガラス窓やガラスの天井などのおかげで明るく広々とした部屋。席に着くと料理の順番やどんな料理か想像を掻き立てる文章で表現されたお品書き。

 

1品目は「新玉ねぎ2024」と表現されてました。

新玉ねぎの甘みが十分に引き出された料理でスープも残さず頂きました。器も素敵だし味も最高。次の料理が楽しみになります。

熊野牛はとろっとろ、噛めば噛むほど旨味がじわじわ出てくるし、鮑も大きなものでこんな贅沢な食べ物ってあるんだ・・・・と感心するし。締めのデザートまで本当にすべてが美味しかったです。語彙力がないので残念ですが本当にここの料理は素晴らしいです。

 

夕食が美味しすぎてお腹もいっぱいなんですが、無料で楽しめるラウンジがあると聞いたら行かずにはいられない二人なんで、ラウンジでジュースや焼き菓子などをいただいてきました。ワインやウィスキー(たぶん)などのアルコール類もたくさんの種類があり、テーブルにはキャンドルが灯されてまあ雰囲気も楽しめました。普段こんな場所に行ったことがないので。

こうなると次の朝ご飯も楽しみでしかない!!