旅行二日目は一ノ関市に向かいました。帰りには中尊寺も訪れる予定でしたが、この時期は中尊寺の仏像11体が東京に出張中と分かり、また今度となりました。

 

一ノ関に向かった理由は「餅ご膳」なるものを食べたかったから。いろんな味の餅を味わえると聞いたからです。三重県には赤福をはじめ長餅、へんば餅、二軒茶屋餅、太閤出世餅、御福餅、おきん餅などなどいろんな美味しいお餅があります。自分も餅が大好きなのでぜひ行ってみたくなりました。

 

一ノ関駅にはJR東北線で向かいました。1時間半くらいの乗車でしたが、駅名を見るだけでも楽しくてあっという間に着いた気がしました。駅からは歩いて「蔵元レストラン世嬉の一」というお店を探しました。酒蔵見学もでき、麦酒工房もあり、喫茶室もあるお店です。

 

途中教会を見つけて写真を撮ったりしながら10分くらいで到着。レストランは開店前だったので敷地の一角にある地元の文学作家さんの紹介をする文学館の見学ができました。

こちらは麦酒工房のある建物。この隣がレストランになってました。

 

注文したのは

9種類の餅と雑煮が頂ける餅本膳。全部かけてあるものが違います。

・沼えび(茹でて醤油と酒で味付けいろんな)

・じゅうね(えごまを煎ってすったもの)

・ごま

・ずんだ(枝豆をすりつぶしたもの)

・甘酢大根(箸休め的な存在)

・くるみ(昔は貴重でご馳走だったそう)

・納豆(定番の餅だれだそう)

・あんこ(とてもなめらかなこし餡でした)

・おろし(やや辛めの大根おろし)

 

お膳の上にこんなイラスト入りの紹介があってこれを見ながら食べるのも楽しかったです。

また、どれか一つの椀には萩の小枝が餅の下に隠してあり、何番目にそれを食べるかで幸運が来る日が分かるという趣向もされていて、餅を食べる際に一つ一つ確かめるのも楽しかったです。

私も姉も結局5つ目の椀で萩の小枝を発見。幸運が訪れるのは5日後となりました。

 

餅本膳には甘酒もついていまして、いろんな食材のおかげでその後の旅行も元気に過ごせたように思いました。

 

一ノ関から盛岡に戻ってからは大好きな光原社へ歩いて向かいました。ここの民芸品の品ぞろえが自分にとって好みのものばかりで、前回訪れた時には大好きなカンタ刺繍のタペストリーを見つけ、大喜びで購入した思い出の店なんです。

 

ワクワクして店内を見ると、なんと今回もカンタ刺繍のバッグを発見!

もう少し明るい色のバッグもありましたが、落ち着いた色合いのこちらを購入。次の日からバンバン使ってます。

 

光原社の敷地内にあるかわいいコーヒーショップ「可否館」で美味しいコーヒーもいただいて大満足で帰りました。

 

ここからはホテルまで歩いて戻り、少し休憩してから夕飯をいただきににぎやかな街の通りに出かけました。盛岡三大麺の冷麺をいただくために、「ぴょんぴょん舎」へ。前回は盛楼閣さんでいただいたので今回は別の有名店にしました。

 

私はレバーが大好きなので二人前を一人で完食してきました。焼肉も冷麺も美味しかったー!

 

今回の旅行中、早めの休憩、早めの夕食を心がけたおかげで体調はばっちりでした。