岐阜県あるある-2

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有名なのが、長良川の鵜飼い。

ありましたでしょ、五木ひろしの歌にも。

ってわたし、テレビでしか見た事がないんですど、

（どんな気持ちなんだろう？）

って、ずっと思ってたんです。
ずーっと、ずっと思ってました。

と、仮想体験したの図。

かなり昔の話なんですけど、胃が物凄く痛くて。

常にシクシク痛むんです。一週間ぐらい四六時中、痛んでいる。

夜も眠れないぐらいでしてね。

遂に、某病院で胃カメラを飲みましたばい。

その時ですよ、鵜飼いの鵜になったような気がしたのは。

何せ、内視鏡を口から入れ、

食道を通過させ、胃まで無理やりにでも到達させる。

道程は、全て目の前にあるモニターに映し出されます。

細かったですね、意外と食道は。

丈夫そうではあったけど。

胃もねぇ、余り大きくはなかったですばい。

かなり昔なので、今とは違うでせうけれど。

一応が終わって、

内視鏡が引き上げられる最後を想像して御覧なさいよ。

「ゔッ」

きっとあなたも、なりますぞへ。

その時、初めて気持ちが分かりました。

たけしの語録に
「（大事故で手術をして）くし刺しになった、おでんの気持ちが分かった」
ってのがありますよね。
擬（なぞらえ）。
「胃カメラを飲むと、鵜飼いの鵜になったような気がする」
わたし語録です。

　　　○あらず我（わ）は　酉年なれど　胃カメラを
　　　　　　　　出さば仮想や　鵜飼いの鵜にも
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（短歌　なかむら）