○意思表示 板書ひらがな 園児(子)に向けし
怒れり後の 先生(せんせ)の言葉
※今やお受験幼稚園。
稲丘小学校近く、稲毛すみれ幼稚園。
1年しかゆかなかったけど、あそこなんです、わたし。
えっ?知ってますって。
こりゃ失礼。何回も書いてますもんね。
60周年を迎えた暁に、ちょちょいと作品にしてゆきます。
かといって、特別にいい思い出はありません。
あまり先生に評判が良くなかったし、自分から積極的に先生に
寄ってゆく子でもなかったんでね。
困ったちゃんだったんじゃないですか、相当。可愛気のない。
内藤何とか、っていう先生でしたけど。
今も憶えているのは、
何かの時にクラス全員で先生に怒られ、お弁当の時間でしたけど、
「おあずけ」を食らってしまったんです。
勿論、全員。10分ぐらいね。
机の上に、お弁当箱を出しているのに食べられない。
怒って先生が、食べさせてくれない。
相当なバツですよ、園児にとっては。
物音ひとつしない、しんとしただけの教室でね。
我々も黙っていましたけれど、
先生もね、じっとしたまま、黙っていました。動かずにね。
と、誰かのお腹が鳴り始め、誰かの顔色が悪くなり。
それでも先生は、何ともいわずに黙っていた。
我々もどうしたらいいか分からずに、ただ黙っていたんです。
物凄く、しんとしてましたね。
2、3分してからでしょうか。
やっと先生が動きだし、
小さな黒板に「おべんとう たべたいひとは たべなさい」
と書いたのを憶えています。
園児が読むので、割りと大き目の楷書。はっきりとした字でした。
一人だけ、ふたを開けて食べてた子がいたなぁ。
けど、何で先生は黒板を使ったんでしょうね?
口を開くのでさえ、イヤだったのかしらん?
それとも、思う所があったとか。
思えば内藤何とか先生も、快と不快が、はっきりした人でした。