○「一寸だけ」 答う先生(せんせ)に 「?(ハテナ)」の子

                 叩くもありて 否(いな)や苦痛は


※千葉にある、稲丘小学校の、鈴木なを先生。

  「立たさるも、、」<短歌 7月30日掲載>の先生。

  今でも大好きなんですけど、それでもね、時々叩くんですよね、

  体育の時間に。 

  

 決まりを守れなかったりしますでしょう。

 とね、軽く先生の手が挙がってね、「パシッ!」って叩くんです。

 一発だけでしたけれど。

 必ず場所は、ふくらはぎか、足首。

 

 わたし何ざ、何回、やられたことか。

 多い時で、1回の授業で、3、4回は「パシッ!」とやられていましたな。

 女の子で、あんなに叩かれるのはいなかった。

 何回か書きましたけど、段々と学校に慣れるに従い、図々しくなり(?)

 「構ってちゃん」。

 わざときまりを守らない。

 多少、怒られたりすることによって、気を引きたい面が、芽生えて来たんです。


 ある日、聞いたんです、わたし。

 「何で先生は、体育の時に、足しか叩かないんですか?他も叩けばいいのに」

 って。

 そしたら、何と言われたと思います?

 仰ったんですよ、済ました顔で、先生が。

 「足ぐらいなら、余り痛くないでしょう。一寸ぐらいの痛さでしょう」って。

 「?」

 (ヘンな先生だな、もっと他も叩けばいいのに)

 心の中で思いました。

 未だ未だ、子供でしたし、深く考える、が出来ずにいたから。


 でも、段々月日が経つに連れ。

 大人に近づくに連れ、分かったんです、思い出すたびに。

 (あ~っ)

 やっぱり「立たさるも、、、」の思いなんですよ、鈴木先生って。

 幾ら罰。

 罰則でも、必要以上に、子供に苦痛を与えるのが、お嫌いだったんです。


 「鉄は熱い内に」

 方針で、ビシバシバンバンやるのがいい。

 スパルタ方式万歳!みたいな人がいますけど、どうだかねぇ、、、。

 

 本当に好き。大好き。

 大好きでした、鈴木なを先生。

 

 またもや書いてしまいませう。書いて残してしまいませう。

 「(先生に)受け持たれて良かったです」

 「ありがとうございました」

 「幸せでした」

 心から言える、理由の1つでもあります。