自慢じゃないが、「精勤賞」。

精勤でしたの、わ・た・し。ほっ、ほっ、ほっ。


3年間「無遅刻」&「無欠席」。

3年間もですよ、3年間。おっ、ほっ、ほっ。


何かイマイチ。

「頭はバカかもしれないが、身体だけはバカではない。

幾ら使った所で、大丈夫。学校からして、保証します」

なんて見本みたいで、どってことない事実である。


が、告白しよう、そうしよう。

いいよね、とっくの昔に事項だから。

いいですかえ?聞きなされ。

実は1回、遅刻があるのだ。


8月の初旬だったか、中旬だったか。

夏休みの登校日。

びっくり仰天するような日でもあった。

朝から目出度く、テストである。

1教科ではない。3教科ぐらいあったと思う。


(ヤバいなぁ、ここで頑張っておかなければ、、、)

なぁ~んて思ったかのか?

一週間も前から、それなりには備えていた。

ちゃんちゃんお勉強をしていたのだ。


とはいうものの、かなり疲れる日々だった。

(くっそ~っ!!!こんなんじゃ駄目よ、わたし)

「根性・根性・ど根性」

と、アニメ「ど根性ガエル」の如く、物凄い勢いで、勉学に勤しんでいた。

「父ちゃん。俺はやるぜ」

と、星ヒューマの如くと言っても過言ではあるまい。


で、ぐったりするほど、お勉強に勤しんでいた反動として。

もう、お分かりでしょう。


初っ端からテスト。

夏休みの登校日。

曰く、悪夢の旗印の早朝、大寝坊をしてしまったのだ。

「ゲッ!」

跳び起きた瞬間=電車に乗る時刻だったのである。


「何で起こしてくれなかったのッ!」

とても起き抜けととは思われない、はっきりした発音で

母親を攻めに攻め、

「ぶゎっか、もぉーん!」

波平以上に波平のように、怒鳴り散らし、

「ご飯は?」

「食べるッ!」

めちゃくちゃな速度で、食べ始める。


「怒涛の如く」

「怒り心頭」

言葉の意味合いそのものの心境で、歯を磨き、制服を着る。

真面目な話、髪の毛も、乱れ山姥。

ぐちゃぐちゃになった砂かけ婆そのものだ。


駅まで車で送って貰った。

バタバタ階段を駆け上がる。改札口まで、ダッシュである。

ダッシュが過ぎて、ヘトヘト&かなり激しく息が切れた。

元々、走るとなるのである。

はぁはぁはぁの、はぁはぁはぁ。

と、案外電車が、すぐに来てくれたのだ。


乗り換えなしの通学路に、これほど安心感を得たこともない。

駅に着く。

またもやダッシュで、と思ったけれど、気がついた。

走るより、速足である。

走るより、少し速く歩いた方が、遥かにわたしは速いのだ。


「お早うござぁい、、、」

と、既にテストが始まっているではないか。

監視の先生と目が合う。

ニタッと笑われた。

「あ~っ」

伸んびりとした口調である。

「なかむらさんね、な・か・む・らさん。10分遅刻っと」

閻魔帳に何かを書く。

「とりあえず、テストを受けて。担任の先生には、後でしっかり

報告しておくから」


「しっかり報告」

宣言されたにも拘らず、全く報告されておらず、従って、

わたしは精勤賞となったのである。


で、テスト結果は?だって。

サンザンでしたよ。

疲れ切っててそれどころじゃありませんでしたもの。

その前日に、大嫌いな猫を連続して5匹も見てしまったのが、

不吉でししたなぁ。


くっそぉ~っ!

根性・根性・ど根性。


そーいえば、幼稚園の時。

既に、小学校を卒業するお姉さんを持っている友達がいましたが、

そのお姉さんは、小学校を卒業する時、精勤賞。

ずっと無遅刻・無欠席という、強者(つわもの)でしたぞ。

おお、怖わ。