夕方のニュースを見ていたら、「ジジ・ババ家電」。

何というのか忘れたが、要するに「ジジ・ババ」。

又の名を「ご高齢」ともいう年齢層の人々が対象の家電が、様々紹介されていた。

「ボタンを大きく、押しやすく」

「余計な機能は、極力、つけない」

察する重要項目だ。


「いいですねぇ」

「良さそう」

早速、町ゆく庶民の感想も映し出されていたけれど、「待たれよ!」

古(いにしえ)の忠告が、本日のわたくしなのである。


「これでジジ・ババ。もとい、高齢者層を傾きさせて」

まんず、まんずの標板に、関係者達は頷こう。

非常に大きな満足感と喜びと自信が、びしばしばんばん、心の底から得られよう。

んが、んがである。


何もジジ・ババだけに購入層を絞るだなんて、勿体ない。

予備軍。

つまり現在の若者、未来の中年、やがてのジジ君、ババちゃん達にこそ、こういう

商品は奨めて然るものなのである。


哀しいかな、命あるものは老いる。

よって若い時から、やがて必要となる家電品。

おひとり様の老後を生きなければならなくなった時のパートナー家電を、

揃えて置いて損はない。


消費税だってあがることだし、少子高齢化社会は、今後、ますますのスピードを

以てぐんぐん上昇するが必然だ。

すると、1つが見えてくる。

少なくても家電業界は今後、若者中心とするより、ジジ・ババに注目するのが

お利口さんというものだ。


若者よ。

中高年の人々よ。

買い換えるなら、ジジ・ババ家電ですぞよ。