TODAY'S
 
みつばちモフモフ通信

〜蜂飼いの蜂の目線の蜂日記 秋尾〜


さいたま市桜区 大久保浄水場付近

桜並木の向こう側は、荒川土手


桜


むさしの養蜂 加納朱美です。


今日は木曜日!私の放し飼いDAYです!!

(ギター部の夫は、ギター三昧の日ギター)


私の朝は、顔ヨガのzoom lessonからニヤリ

まぶたの筋トレ目って、素敵でしょ気づき

いや〜、すんなり出来ないったら笑い泣き

先生のほんわかさに励まされながら、

今日もスッキリとスタートです。


その後、パタパタと家中を駆け回っていたら

ピンポーン!?


「はちみつ採れました〜?」

と、お客さまがいらっしゃいました。

実は、2週間前にもお訪ね下さり

天候不順のため生産が遅れていると

お詫びした経緯があります。


《まだ、はちみつの出来がゆっくりで

 販売開始出来ない状況です。》


と、またまたお詫びして

ご用意でき次第ご連絡させて頂くよう

お願いしました。


みつばち達は頑張っているのですが、

突然の荒天や気温の下降に苦戦しています。


むさしの養蜂のはちみつは、

蜜蓋を張った完熟はちみつを待ち

(巣枠の1/3以上に蜜蓋が張られるまで)

巣箱から取り出して、

蜜蓋を削り取り

遠心分離機にかけて、

濾過器で濾して出来上がりです。


現時点で、蜜蓋が張られていないので

収穫出来ないのです。


様々な自然現象に左右されるのは

どうしようもない事です。


海外から輸入したはちみつを

工場で結晶を溶かして

十数回の入念な濾過を経て、

ティスティング担当の方に

均一な風味に調整されて出来上がる

はちみつとは、全く違うのです。


国内で、自分たちの手で育てた蜜蜂が作る

はちみつを、丁寧に採る養蜂家は

今季のスタートの遅れを憂慮しているかも

しれません。(ウチだけかしらえーん)


国産のはちみつは、

市販されている蜂蜜の1%程だそうです。


はちみつは一年中、

豊富に店頭には並んでいますが…


むさしの養蜂のこの春採れるはちみつは、

昨年よりひと月程遅くなっています。


心待ちにして下さっている皆さま。

今しばらく、お時間をいただけるよう

お願い致します。



みつばちの繁殖は、とても順調です。




ピンクのマークがある子が女王蜂です。

薄茶の部分が、働き蜂(メス)のサナギ。

上部の少し大きめのモコっとしたのが

オスのサナギです。

巣房の中には、幼虫のエサになる

花蜜や花粉があります。


これから、分蜂の季節を迎えます。

私たちは、人工分蜂で数を減らさず

巣箱を増やしていく計画です。


この春の寒暖差が、少々ウラメシイですえーん

みつばち達の頑張りを応援しながら、

美味しいはちみつを皆さまにお届け

出来る日を待ち侘びています。