お昼から社長さんとの話し合いをしてきました。

 

社長さんは2代目さんなんですけど、私、先代の社長(今の社長のお父様)の時代から勤めているので、今の社長さんの若い頃から一緒にお仕事してて、わりといろいろお話はしやすい関係なんです。

 

この社長さん、2代目のボンボンという感じはまったくなくて、もう25年ぐらいは会社にいると思うんですけど、営業や総務、人事、経理、企画、・・・といったあらゆる部署を一番下から経験されて、役員になられたのも7年ぐらい前で、社長になったのは4年ぐらいじゃないかなって思うんです。

 

だからあらゆる仕事のことを知っているし、取引先の情報もしっかり把握している社長さんなんです。

 

もともと本社だけだったのを「お客様にもっと便利に」という考えで「支店制」にしたのもこの社長さんです。

そして、朋美お姉様を30代前半で「部長」に抜擢したのもこの社長さん、人を見る目は確かです。

 

そんな社長さんとお話ししてきました。

 

「いつまで仕事するかってことですよね?」

 

「はい、一応9月までの延長でしたけど、社長さんの考えをお聞きしたいなって思って」

 

「今、2人の部長に話を聞いたんですけど、中野さんが行った支店の人はみんな喜んでるって言ってますよ。

それに本社の人も中野さんが手伝ってくれるからありがたいって言ってます。

できれば続けてもらえるとありがたいんですけどね」

 

「ありがとうございます。

母の具合があまりよくなくて、10月からは母の世話を中心にやりたいなって思ってるんです。

だから、もう少し出勤日を減らしていただけるといいんですけど」

 

「あっ、そうなんだ。中野さんも大変ですね。

中野さんは今は『総務部付き』ってなってるんですよね?

何か、別の役職を決めて、支店回りをメインにした仕事に切り替えましょうかね。」

 

「役職は私そんなに必要じゃないので、週に3日間ぐらいお休みが取れるようにしてもらえたらありがたいなって思います」

 

「うんうん、中野さんは正社員じゃないから、働き方は『雇用契約』で決めればいいから大丈夫ですよ。

じゃあ、役職は10月までに何か決めますね。

定年した人のその後の働き方にも影響するから、今のうちにそういうことも決めておいた方がいいしね。」

 

「ありがとうございます。

それで、支店回りはいつぐらいまでやればいいでしょうか?」

 

「私は働ける限りずっとやってもらいたいけどね。

目標は①全支店の黒字化②後進の育成ができたら、というところかな」

 

「あぁ、そうですね。その2つは絶対やらないと、って思ってます。では、それが実現するまで、ということですね」

 

「お願いできますか?ありがたい!!」

 

こんな感じでした。

私としては1年ぐらいで実現したいなって思っていて、1年延長はしかたないかな、と覚悟していました。

 

お仕事しながらでも、お姉様との結婚生活はできるし、お休みが増えればお姉様のお世話も、母のお世話もできるから。

 

今日のところでは、1年延長(来年の9月まで)で働くつもりで、ということになりました。

 

主婦と会社員の2足のわらじはもうしばらく続きそうです。