10分弱でお店に到着。
お店は電気がいっぱいついていて、すごく明るかったんですが、恥ずかしがる余裕などありません。
5分で買い物をしないと間に合いません。
どんなお仕置きが待っているか、それが不安でもう必死です。
野菜コーナーで、すでに野菜炒めの具材が全部入っているものを買いました。ぶなしめじも入っていました。(128円)
そして、次はベーコン6枚入り(298円)
さらにブロッコリー(98円)
ワンタンスープ(128円)
塩昆布(98円)
おかか(108円)
高菜のお漬物(98円)
値段はだいたいですが、こんな感じでした。
1000円しか持たされていないので、必死です。
レジに行くと、エコバッグがないことに気づき、袋もくださいと言うと、5円上乗せになりました。
合計は981円!(上のおおよその金額とは合いませんが、合計は合っています)
よかった!(と内心ホッとしました)
買ったものを急いで袋に詰めて、すぐに朋美さんのおうちへ向かいます。
残り時間は8分ぐらいしかありませんでした。
全力で走らないと間に合いません。
サンダルを脱いで、裸足で走りたい気分です。
かなりの速足でおうちに帰ります。
もう、自分がミニのワンピースを着ているなんてことは考えてもいません。
恥ずかしさが薄れてしまっていました。
朋美さんが待つ部屋に戻ると・・・
「遅い!またダメ。本当に美和子はのろまね~」
「お仕置きは後であげるわ。とりあえずはお腹空いたから早く作りなさい」
調味料のある場所だけを聞いて、準備を始めます。
「さっきと同じ25分だけ待ってあげる。急いでね~」
また「25分」
どうも、時間や金額で私を追い込むことで、根っからのMの私を虐めようということのようです。
そして、それが私にとっては、とても感じてしまうものだったんです。
「美和子、まさかそのワンピース着て料理なんかしないよね?」
朋美さんのワンピースでした!
「どんな格好で料理するのかなぁ?」
私には朋美さんの考えが予想できました。
そして、期待通りの答えを言わないとさらに厳しいお仕置きがあること、そして朋美さんが不機嫌になることも何となくわかってきていました。
「ごめんなさい、お洋服は脱ぎます。」と言って、またセーラー服を着ようとしました。
「ちょっとセーラーはもう汗で濡れてるでしょ。そのままの格好でお料理しなさい」
続く