根っからのM④(おしおき)

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「許してください」と土下座した私に、朋美さんは

 

「言ったことを守れなかったんだから、おしおきは当然よね。美和子、今度はこのお茶の缶を捨ててきて。え~と、場所はね、駅の近くのスーパーがあったでしょ?あそこのゴミ箱に捨ててきて。そして、代わりに3本お茶を買ってきて。捨てるところを写メに撮ってね」

 

「今度はね~、往復15分でね。全力で走っても間に合うかなぁ。。。」

 

普通に小走りで行っても、さっきの塾よりもかなり遠いスーパーです。

たぶん普通に行けば25分はかかります。

 

「さあ、行きなさい!急いで!」

 

もう頭が完全におかしくなっています。

言われるがまま、ひたすら走ります。

ずっと走ればもしかしたら間に合うかもしれません。

 

でも、それは甘かったんです・・・。

お茶を3本買って、袋も持たされず、買った後は手に3本のお茶を持って走ります。

全力でなんか走れません。

しかも、すでに1時間も歩かされていますから、体力も限界です。

 

「はい、また遅刻!ホント、美和子はダメね」

と怒られました。

 

「じゃあ、またお仕置きだね(笑)」

 

私は正直に言います。

どんなおもちゃよりも感じてしまったんです。

これが「イク」ってことなのか、と思いました。

 

私は思わず

「美和子はダメな奴隷です。どんなお仕置きでも受けます。

どうか捨てないでください」

と口走っていました。

 

続く

(ごめんなさい、ちょっと休憩させてください)