「許してください」と土下座した私に、朋美さんは
「言ったことを守れなかったんだから、おしおきは当然よね。美和子、今度はこのお茶の缶を捨ててきて。え~と、場所はね、駅の近くのスーパーがあったでしょ?あそこのゴミ箱に捨ててきて。そして、代わりに3本お茶を買ってきて。捨てるところを写メに撮ってね」
「今度はね~、往復15分でね。全力で走っても間に合うかなぁ。。。」
普通に小走りで行っても、さっきの塾よりもかなり遠いスーパーです。
たぶん普通に行けば25分はかかります。
「さあ、行きなさい!急いで!」
もう頭が完全におかしくなっています。
言われるがまま、ひたすら走ります。
ずっと走ればもしかしたら間に合うかもしれません。
でも、それは甘かったんです・・・。
お茶を3本買って、袋も持たされず、買った後は手に3本のお茶を持って走ります。
全力でなんか走れません。
しかも、すでに1時間も歩かされていますから、体力も限界です。
「はい、また遅刻!ホント、美和子はダメね」
と怒られました。
「じゃあ、またお仕置きだね(笑)」
私は正直に言います。
どんなおもちゃよりも感じてしまったんです。
これが「イク」ってことなのか、と思いました。
私は思わず
「美和子はダメな奴隷です。どんなお仕置きでも受けます。
どうか捨てないでください」
と口走っていました。
続く
(ごめんなさい、ちょっと休憩させてください)