ゴルバチョフ氏がペレストロイカ政策を打ち出したのは、経済的に先が見通せない実情があったからだとも言えよう、現代世界情勢と各国の経済事情は密接だ、大国は戦って勝つ、中小国は戦っても勝てる見通しがないから融和策を用いる、そう、日本は平和をもたらすに中国は現在いかなる経済時事情を抱えているか、高齢化が今後ますます厳しくなってゆく、農村戸籍の国民の生活は食べてゆくことすら心もとない、揚げパンと豆乳で済ますこともよくある、貧富の差が大きくなりそれが多くの貧しい国民の不満となると施政方針を転換させねばならなくなる、かつてのロシアも殆ど同じ、日本及びアメリカは中国が仮想敵国のように思いがちだ、あるサークルで「中国が日本に攻め込んできたら、云々・・・」という同僚がいたが私も同感だった、「日本は三日で核を作れる・・」

という人もいた、中国も反対の立場で日米が仮想敵国と思うだろうが、平たく見れば相手国の出方をおっかなびっくりと一挙手一投足を注意深く見ている、お互いに・・・自国の福祉がままならない・・・貧富の差が激しい、これは日本でもそうだし、互いに自国の福祉が遅れていると多くの国民は思う、まさか江戸時代の大飢饉で国民の半数が餓死するなどということは現在の世界を見てもほとんどない、イスラエルとハマスの対立で食料がひっ迫しているということはある、

時々、よく同じことを思うことがある、田中角栄のように日中国交正常化を現段階でなされていないのは日本に彼のような人物がいないから・・・国家間の首脳が対立するのが解決しない、同じ人間同士腹を割って話し交流することを大胆に行動する指導者を求める、G7の中にそういう人物が出てくるだろうと希望を持ちたい

 

17/弥生’24 (SU) 記