益田ミリさんの本がうちにたくさんある。

なぜか小学生の娘が益田ミリさんの本を気にいって、本屋さんに寄るたび新しいミリさん本を探してくるのだ。

確かに、中はコミックになっていて絵もほのぼのしていて可愛い。ほのぼの漫画が好きな娘が気にいるのも当然かも。

だがしかし!益田ミリさんの本は、そのパッと見のほのぼのだけに魅力があるのではないのだよな。けっこう中身は現実的な毒もある。小学生の娘よ、まだ現実の苦味を知るのは早すぎるのではないかい?もっと大きくなってからでもよくない?とも思うが、今の子どもたちは私のころより中身は大人な感じもするし、いいのかも。





益田ミリさんの作品は、ほのぼのもするし、はっとしたりキュンとしたり、時には涙したりもする、実に人生のいろいろを考えさせられる素敵な本たちである。


益田ミリさんは実にたくさんの作品を書いている。そんな中より私が今ハマったのは2作品。

一つはこれ、



「僕の姉ちゃん」シリーズの最新刊、「そう来る?僕の姉ちゃん」を買った。今までの分ももちろん買ってある。アマプラでドラマ化されていたのももちろん何回も見た!黒木華さんが姉ちゃん役でぴったりだった!すごく魅力的な姉ちゃんだった。

このシリーズは恋愛についての話がほとんどだ。もう恋愛からは遠いとこにいる40代既婚の私には、若いねって思うところも多いけど、なかなか面白い。キュンキュンしてる姉ちゃんが可愛く見える。

 たまに恋愛とは関係ない生き方や仕事のことなど、弟くんに聞かれ、ひねりがきいた姉ちゃんならではのかっこいい答えを返したりしていて、そのセリフがとてもしびれるかっこよさだったりする。益田さん、私より年上かと思われるが、今でも恋愛キュンキュン話がかけるなんて、すごいなあって思う。

 あとたまにある「姉ちゃんカルタ」がすごく面白くてスキ。益田さんって短いセリフがすごくキラーワードで核心ついてくるのがすごい。そしてユーモアがある。


そして2冊目はこれ、


「ツユクサナツコの一生」。


これはコロナ禍のころの話。

今読み返してみると、あったねーこういう時期が〜って割と気楽に振り返れるけど、あの当時の不安な感じ、空気感を思い出す。

この作品は第28回手塚治虫文化賞短編賞を受賞したらしい。おめでとうございます㊗️。

益田さんの作品では珍しいような気がしたハードカバー。表紙はシンプルなんだけど、色使いがかわいい。

漫画家が主人公。主人公が日常で体験したことを元に漫画を描いていて、益田さん自身もこんな風に作品を描いているのかなと思った。


最後の急展開にはびっくりした!

でも、

漫画を描いていて、よかったね。作品が残っていてよかったね、と思った。お姉さんグッジョブ!漫画作品の「胡桃」よかったなあ。お父さんの読んだ感想、よかったな。

猫が主人公の作品が途中出てくるが、すごく面白かった!!

益田さん、ユーモアがこんなにあって、そして心がギュってなるセリフが書けてすごいな。最後は涙が出た。


私も死んだあと、残った家族に見てもらえる何かを作りたいなと思った。



他にも「すーちゃん」シリーズなどおすすめです☆