最近自分の中のMSV熱が上がってきている。

MSVとは機動戦士ガンダムが生んだコンテンツの一つだ。

 

広義でいえばガンダムに出てきたロボットのバリエーションなのだが、

私にとっての「MSV」とは~1984年までのお祭りなのである。

お祭りといっても情報が手に入りやすい環境ではなかったので断片的に入って来た情報を元に

児童の頭の中にはまだ見ぬガンダムの世界が広がっていたのだ。

 

当時お祭りの中心を覗けなかった事が今ブログにこのようなMSVの駄文を書かせるのだろう。

ある程度頭に入っている事だが改めて文章にする事でなにかを感じられるのではないか、

豊福きこう氏がデータを構築していったように私も何かが現れる事を信じて構築していこうと思う。

 

のちに「MSV」と発展するバリエーション機が世に初めて出たのは1981年5月発行の

「劇場版アニメグラフブック機動戦士ガンダム」

これに湿地戦用、のち06K、06M、06Dの4種が掲載される。

 

81年5月にリリースされたガンプラといえば1/144ガンキャノン、ゴック、ガンタンクである。

(模型情報(MJ)1988年7月号調べ 今後ガンプラのリリースタイミングはこの資料を参考にしていく)

 

そこからひと月、1981年6月30日「機動戦士ガンダムTV版ストーリーブック2」に

のちの07C、08A、YMS07、YMS09が掲載される。

 

 

この月には1/144リックドムがリリースされている。

 

3月の劇場版1公開から7月の2哀・戦士編までのインターバルに「MSV」のひな形は産声を上げた事になる。

 

この時期私はガンプラも認識していない未就学児だった。

当時この8体の機体を見た先輩方はどのような感想をもたれたのだろうが?

自分がリアルタイムで見ていたらどのような感想をもっただろう?

そんな事に思いをはせるのである。

 

 

 

一つ気になるのは奥付の日付が正式な発売日なのかどうか、だ。

いつか書くことになるであろうが多分実際の発売は一月前ではないか?という推測を立てている。

残念ながら正式な発売日が分からない資料は奥付か、信頼する先人の記録を参考にする事をここに記す。

 

信頼する先人の記録とは講談社刊「ガンプラジェネレーション」双葉社刊「MSV THE FAST」

特にガンプラジェネレーションはMSVの本丸(のひとつ)講談社だけあって

貴重な記述だらけだ。

所有していない方には是非所有を勧める。

 

追記 「劇場版アニメグラフブック機動戦士ガンダム」の発売は「MSV THE FAST」によれば

1981年4月15日だそうだ。