5人の作家による作品がギュッと詰まった一冊。
喫茶店、BAR、ピザの配達先、カレー屋、スープ屋と、舞台は多彩で、それぞれの場所で趣向を凝らした謎解きが繰り広げられます。日常のちょっとした出来事から殺人事件まで幅広く扱われており、好みの分かれる部分はあるものの、全体として楽しく読み進められました。
友井羊さんの「スープ屋しずくの謎解き朝ごはん」はシリーズで読んでいたこともあり、「ああ、こんな話があったな」と懐かしさを覚えつつ、肝心の謎解きはすっかり忘れていて新鮮な気持ちで楽しめました。
岡崎琢磨さんの「珈琲店タレーランの事件簿」は書店でよく目にしていたものの、今回が初読。美星さんとアオヤマさんのもどかしい関係や、その後の展開が気になり、ぜひシリーズを続けて読んでみたくなりました。
これまでミステリーにどっぷり浸かったことはなかったのですが、新たな出会いに感謝です。
