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∂ファインマンさん 最後の授業

     

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∂「自分は何をしたらよいのか」と迷う著者、

それに対して、ファインマンは
「デカルトは虹が美しいから虹の研究をした」という。
何かに惹かれていく人の心、それが大切なんだよと語りかけてくるような感じ。
仕事は神様が与えた仕事という意味で、

calling(天職)というが、ファインマンはまさに
仕事をした。

また、それは、精神は因果的に進むのではなく、逆因果的に進むという渡辺慧(生命と自由、岩波新書)

 

 

を思い起こさせます。

 

∂内容紹介

なぜ、デカルトは虹を研究したと思う?
虹を美しいと思ったからだよ。

科学と人生、ファインマンさんが最後に教えてくれたこと。

当時の私は大きなプレッシャーの中にいた。
自分にいったい何ができるのか?

自分は本当は何がやりたいのか?
私が赴任したカリフォルニア工科大学(カルテク)には、大勢の優秀な科学者がいた。その中にあの有名なファインマン先生はいた。私が会った先生は、二度目のガン手術の直後で、ひどく体力をなくしていた。
それは、いたずら好きでユーモアいっぱいの「ファインマンさん」ではなく、一人の年老いた研究者だった。初めて先生と話をしたとき、私はこの偉大な科学者が、私の迷いに、ヒントを与えてくれると予感した。

若手科学者と二度目のガン手術の直後で年老いたファインマン先生との最後の交流。科学や人生の素晴らしさを静かな交流の中に見つめる、珠玉のノンフィクション。

本書は、著者がリチャード・ファインマンと交わした幅広い内容の会話を元に、世界で自分の場所を見つけようとする一人の若い物理学者と、その若者に知恵を貸す、死を前にした有名な年配の同僚の姿を描いた物語である。
ふたりは共に語らい、食事し、科学を考え、そして笑う。それによって若者は、自身の創造的なイマジネーションと人間性の本質そのものへの理解を深めるのである。
魅力的な会話の中で、ファインマンは科学の本質、創造性、愛、数学、幸福、神、芸術、楽しみ、抱負について深く語る。そして、年老いた科学者とムロディナウの関係が深まるにつれ会話は緊迫感にあふれてくる。ムロディナウがもがいている間、一方のファインマンはガンと闘い、自分の差し迫った死と対決しているのだ。
この本は、ひも理論や統一理論といった新しい概念も紹介している。『ファインマンさん 最後の授業』は、知の旅であると同時に心の旅でもある。質問と答え、そしてその間にある美しい神秘に心を動かされる一冊だ。

∂内容(「BOOK」データベースより)

当時の私は大きなプレッシャーの中にいた。自分にいったい何ができるのか?自分は本当は何がやりたいのか?私が赴任したカリフォルニア工科大学(カルテク)には、大勢の優秀な科学者がいた。その中にあの有名なファインマン先生はいた。私が会った先生は、二度目のガン手術の直後で、ひどく体力をなくしていた。それは、いたずら好きでユーモアいっぱいの「ファインマンさん」ではなく、ひとりの年老いた研究者だった。初めて先生と話をしたとき、私はこの偉大な科学者が、私の迷いに、ヒントを与えてくれると予感した。若手科学者と二度目のガン手術の直後で年老いたファインマン先生との最後の交流。科学や人生の素晴らしさを静かな交流の中に見つめる、珠玉のノンフィクション。

∂内容(「MARC」データベースより)

若手科学者と二度目のガン手術の直後で年老いたファインマン先生との最後の交流。二人は食事し、科学を考え、そして笑う。科学や人生の素晴らしさを静かな日々の中に見つめる、珠玉のノンフィクション。

∂著者について

カリフォルニア大学バークレー校にて博士号を取得。カリフォルニア工科大学(カルテク)の特別研究員、アレクサンダー・フォン・フンボルト財団招聘研究員として物理学を研究。その後、ハリウッドで脚本家として活躍、『新スタートレック:ザ・ネクスト・ジェネレーション』他のテレビシリーズを手がける。幾何学の歴史を鋭く掘り下げた、最初の著作 " Euclid's Window " は、世界で8か国語に訳されている。
カリフォルニアのサウス・パサディナ在住。

∂著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ムロディナウ,レナード
カリフォルニア大学バークレー校にて博士号を取得。カリフォルニア工科大学(カルテク)の特別研究員、アレクサンダー・フォン・フンボルト財団招聘研究員として物理学を研究。その後、ハリウッドで脚本家として活躍、『新スタートレック:ザ・ネクスト・ジェネレーション』他のテレビシリーズを手がける。カリフォルニアのサウス・パサディナ在住 

安平/文子
翻訳家。東京外国語大学ロシヤ語学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

 

 

∂内容紹介

本当のファインマンがここにいる。
若き無名時代から晩年まで、ファインマンの息吹が聞こえる感動の書簡集。家族や恋人、学生や同僚、そして世界的科学者との手紙のやりとりを通して、『ご冗談でしょう、ファインマンさん』では語れなかった、本当のファインマンが見えてくる。

∂出版社からのコメント

科学を追究する楽しみと、生きる喜び。
ファインマンの精神が息づく、珠玉の書簡集。
ファインマンはその生涯で、家族や友人、熱心なファンや学生、同僚の科学者たちに向けて、多くの手紙を書いた。
それらの手紙には、良き家庭人、世界的な科学者、優れた大学講師であった、ファインマンの誠実さ、非凡な発想、反骨精神が息づいている。
常にユーモアを忘れず、人間を愛し、科学を追究する喜びを語り続けた、ファインマンの姿を伝える感動のドキュメント。

∂内容(「BOOK」データベースより)

ファインマンはその生涯で、家族や友人、熱心なファンや学生、同僚の科学者たちに向けて、多くの手紙を書いた。それらの手紙には、良き家庭人、世界的な科学者、優れた大学教師であった、ファインマンの誠実さ、非凡な発想、反骨精神が息づいている。常にユーモアを忘れず、人間を愛し、科学を追究する喜びを語り続けた、ファインマンの姿を伝える感動のドキュメント。

∂レビュー

我が国で最も有名な物理学者の一人、リチャード・ファインマンの書簡集です。若き研究者の時代から晩年までの手紙が年代順に掲載されているので、もうひとつのファインマン自伝(『ご冗談でしょう、ファインマンさん』)として読むこともできます。手紙の相手は、両親や妻、熱心なファンや学生、世界的な科学者(ジェームズ・ワトソン、フランシス・クリック、スティーヴン・ウルフラム)など、多岐にわたっています。 若くしてなくなった妻アーリーンとのやりとりは優れた恋愛小説のような感動があります。これまでの本ではあまりふれられなかった政治や、原子爆弾への思いも率直に語っています。将来を案ずる学生や、子どもの教育に悩む父親には、誠実で真摯なメッセージを送っています。ファインマン一流のユーモアも随所にあふれ、最後まで読者を飽きさせません。世代を越えた、すべての読者に手にとっていただきたい1冊です。 --出版社からのコメント

∂著者について

リチャード P. ファインマン(Richard P. Feynman)
1918年ニューヨーク市近郊に生まれる。1942年プリンストン大学で博士号を取得。第二次世界大戦中に、原子爆弾の開発に重要な役割を果たす。
コーネル大学教授を経て、1950年カルフォルニア工科大学教授に就任。1965年に量子電磁力学の研究によりノーベル物理学賞を受賞。
物理学以外にも、絵画、ボンゴ、金庫破りなどに熱心に取り組む。
『ご冗談でしょう、ファインマンさん』『困ります、ファインマンさん』『ファインマン物理学』(以上、岩波書店)をはじめ、多くの本を執筆する。1988年死去。

ミッシェル・ファインマン(Michelle Feynman)
リチャード・ファインマンの養女。夫と二人の子供と共にカリフォルニア州アルタデナに在住。

渡会 圭子(わたらい けいこ)
翻訳家。東京出身。上智大学文学部卒。
訳書:『スノーボールアース』『アンジュのハッピーウェディング』(以上、早川書房)、『やがて中国の崩壊がはじまる』(草思社、共訳)など、多数。
『スノーボールアース』は、2004年毎日出版文化賞(自然科学部門)を受賞。

∂著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ファインマン,リチャード・P.
1918年ニューヨーク市近郊に生まれる。1942年プリンストン大学で博士号を取得。第二次世界大戦中に、原子爆弾の開発に重要な役割を果たす。コーネル大学教授を経て、1950年カリフォルニア工科大学教授に就任。1965年に量子電磁力学の研究によりノーベル物理学賞を受賞。物理学以外にも、絵画、ボンゴ、金庫破りなどに熱心に取り組む。1988年死去 

ファインマン,ミシェル
リチャード・ファインマンの養女。夫と二人の子どもと共に、カリフォルニア州アルタデナに在住 

渡会/圭子
翻訳家。東京出身。上智大学文学部卒。『スノーボールアース』は、2004年毎日出版文化賞(自然科学部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

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