∂デュエット1 Kindle版井上紀良 (著), 小池一夫 (著)

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デュエット1

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∂デュエット1

Kindle版

井上紀良 (著), 小池一夫 (著)

∂根津財閥の後継者である雪妃を守らせる為、密かに暗殺集団・サッグで育てられていた
男・鉄樹が呼び寄せられるが…
命を狙われる美しきヒロイン・雪妃と彼女を守る無敵の漢・鉄樹の活躍を描く劇画タッチのスペクタクルアクション。
一巻ではあの手この手で財閥の財産を狙う連中を「必殺仕事人」の様に始末する展開です。
この漫画の魅力は、小池一夫氏らしい破天荒なキャラと設定。教団から連れてきた女性4人が組み上げた人間椅子に平然と座り、根津家の腕利き警護たちを瞬殺する暗殺者兼ボディガードの鉄樹がとにかく強くて格好良い！しかし、そんな彼の唯一の泣き所が雪妃。
幼い頃から彼女を守る為だけに訓練に励み姉貴と呼んで慕うものの、道徳観念が
欠落した彼は獣と罵られる始末。自らを守る代償として体を差し出す雪妃と彼女を抱きながらも愛されず涙する鉄樹の関係が今後どう変化するのかも見所。
80年代の漫画ですが、絵もストーリーも重厚で今読んでも十分面白い！

∂概要・あらすじ

大財閥根津家の跡取り娘、根津雪妃は、ある時自分の護衛の為に赤子の頃よりインドの暗殺教団サッグに鍛えられたという男、鉄樹を祖父の根津より紹介され、彼を弟とすることになる。しかし、雪妃は鉄樹の残虐な振る舞いに嫌悪感を抱いてしまい、更には鉄樹に無理やり抱かれたせいで、彼のことを絶対に愛さないと心に固く誓ってしまう。

しかし、根津財閥の財産を狙った日本政府からの刺客が多く襲来してくる中で、自分を愛し自分の為に戦っていく鉄樹に、雪妃は次第に心を許していくようになる。やがて、本格的に兵を送り込んでくる日本政府を前に、鉄樹は根津に財産を譲り渡すことを提案、鉄樹と雪妃の間に愛が実ったことを知った根津は、鉄樹の提案に乗ることを決め服毒自殺してしまう。

その後、鉄樹は雪妃を故郷であるサッグへと連れて行き、そこで二人はデュエットとして様々な依頼に当たっていくのだった。