∂モーターサイクル・ダイアリーズ (角川文庫)(日本語)

エルネスト・チェ・ゲバラ (著), 棚橋 加奈江 (翻訳),

 

 

 

    

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∂モーターサイクル・ダイアリーズ (角川文庫)(日本語)

エルネスト・チェ・ゲバラ (著), 棚橋 加奈江 (翻訳),

 


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∂読者レビューより引用・編集

1951年から52年にかけて、アルゼンチンの医学生だったエルネスト・チェ・ゲバラが、医師である友人と、「行き当たりばったりという大まかな方針にしたがって」モーターサイクルとヒッチハイクで南米を旅した際の日記。

いや、日々の「正確」な記録というよりも、23、24歳の好奇心旺盛な若者が、単調な毎日に背を向けて繰り出した冒険にわくわくしたり、うんざりしたり、ドジを踏んだり、大笑いしたりした冒険譚。

しかし、ゲバラの目に映った世界がこんなにも楽しく、滑稽で、刺激的だったことを、彼自身によるこの文体のほうが、より「正確」に伝えてくれる。
始終おなかをすかせ、下痢をし、蚊に悩む。たった1台のモーターサイクルは酷使に耐えきれずしょっちゅう故障し、最後は使えなくなる。

ヒッチハイクが成功したり、金をふんだくられたり。ひもじさに湖の鴨に石を投げて仕留めるという偉業まで(どっちが取りに行くかでもめるが、ゲバラが泳いで取りに行くはめに)!捕った獲物をただ焼いて食べる、という、なんとも野趣あふれすぎの食事もあれば、医者であることを最大限利用してハクをつけて地域の新聞にまでのり、まんまと地方の名士宅に泊めてもらって歓待を受けることも。そうはうまくいかず、肉体労働をしてその報酬として食事と泊まる場所をようやく確保することもある。

無銭飲食やら、パーティの手伝いをしながらちゃっかりワインを横取りしようとするも、敵もさるもの、魂胆がばれていて、隠したはずのワインがごっそりないことやら、断られた船にもこっそり潜り込み船長が慌てながらも苦笑する事態、などなど。

「いけません」というべきことではあるが、若くいきいきした勢いにただただ楽しい。
はちゃめちゃで饒舌すぎるほど饒舌に冗談を書き連ねている一方、各地のハンセン病患者の置かれた劣悪な状況、貧困やインディオに対する差別の問題についてはふざけたトーンを抑え、見聞きしたことをストイックに書き留める(怒りがほとばしっているところもある)。

しかし、若かりしゲバラがこの旅で感じたことがマグマのように彼の根底に残り、後の革命をリードする原動力になったことも感じ取れる。
無鉄砲で、愛すべき若者の青春。この若者が後にしたことを知っていても知らなくても、大いに楽しめる。

 

 

 

 

 

  

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∂内容紹介

この旅が、青年ゲバラの未来を変えた--

23歳のゲバラは、親友と共に中古のバイクに乗って南米大陸縦断の旅に出た。それは金も、泊まるあてもなく、好奇心のままに1000キロを走破する無鉄砲な計画だった。

∂内容(「BOOK」データベースより)

二十三歳の医学生エルネストは、親友アルベルトと共に中古のバイクに乗って南米大陸縦断の旅に出る。金も泊まるあてもなく、喘ぐバイクでアンデスを超え、船倉に隠れて密航し、いかだでアマゾン川を下る。様々な出会いと別れ、そして初めて目にする過酷な現実。この旅の記憶が、エルネストの運命を変えた―。青年ゲバラが綴った真実の記録。

∂著者について

●エルネスト・チェ・ゲバラ:キューバ革命の最重要人物として世界中から愛されるイコンとなった革命家。

∂著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ゲバラ,エルネスト・チェ
1928年6月、アルゼンチンの中産階級の家庭に生まれる。医師を志すが、南米諸国を旅する中で革命の必要性を痛感、メキシコで出会ったフィデル・カストロと共にキューバ革命を牽引し、成功に導く。その後、ラテン・アメリカ全体の革命のためにキューバを去り、ボリビアで活動を続けたが、1967年10月、政府軍に捉えられ射殺された。享年39歳 

棚橋/加奈江
1971年岐阜県生まれ。ラテン・アメリカ地域研究、開発経済学を学ぶ。1995~96年、メキシコに留学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

 

 

 

 

 

 

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