∂オン・ザ・ロード (河出文庫) (日本語) 文庫

ジャック・ケルアック (著), 青山 南 (翻訳)

 

                   

 

∂オン・ザ・ロード (河出文庫) (日本語) 文庫

ジャック・ケルアック (著), 青山 南 (翻訳)


 その他(2)の形式およびエディションを表示する


Amazonファミリー登録で300ポイント

お子様の誕生日の登録で、300ポイントプレゼント。キャンペーン詳細はこちら

 

£週間ダイヤモンド社

週刊ダイヤモンド定期購読

 

∂"やつこそ、ビートだ。ビーティフィク(至福)の根っこであり、魂だ。"

人類初の人工衛星がソ連で打ち上げられ、日本初の原子の火が灯った年にアメリカで発刊され、ビートジェネレーションの聖典として話題になった本書。

"みんなひとりだと思っている。(中略)でも。ワインをかこむと、みんな、楽しかったな"と著者が述べている様に、仲間との旅という非日常の普遍的な魅力を伝えてる。
中でも著者が若い時に亡くした兄を投影しているとも言われる"ペテン師だが、ひとをペテンにかけるのも思いっきり生きたいからで″。

ディーンの奔放さが、このどこから読んでもいい物語にリズムを与えてくれていて、読み進むにつれて何とも不思議な愛おしさを感じさせる。
大量消費時代の繁栄、冷戦下の画一化、順応を求められた時代のアメリカの空気を感じたい誰か。あるいは"お前の道はなんだい?聖人の道か、狂人の道か、虹の道か、グッピーの道か"カウンターカルチャー好き、ボブ・デュラン好きな誰かにオススメ!

 

£株式会社宝島社

 

∂内容紹介

安住に否を突きつけ、自由を夢見て終わらない旅に向かう若者たち。ビート・ジェネレーションの誕生を告げ、その後のあらゆる文化に決定的な影響を与えつづけた不滅の青春の書が半世紀ぶりの新訳で甦る。

∂内容(「BOOK」データベースより)

若い作家サルとその親友ディーンは、自由を求めて広大なアメリカ大陸を疾駆する。順応の50年代から叛逆の60年代へ、カウンターカルチャー花開く時代の幕開けを告げ、後のあらゆる文化に決定的な影響を与えた伝説の書。バロウズやギンズバーグ等実在モデルでも話題を呼び、ボブ・ディランに「ぼくの人生を変えた本」と言わしめた青春のバイブル『路上』が半世紀ぶりの新訳で甦る。

∂著者について

ジャック・ケルアック
1922-69年。マサチューセッツ州生まれ。大学中退後、海軍に入隊するがすぐに除隊、47年から大陸横断の旅をはじめる。57年本書刊行、一躍文壇の寵児となる。『地下街の人びと』『孤独な旅人』『荒涼天使たち』など。

 

🍂

ケルアックの代表作『路上』(『オン・ザ・ロード』)は、ヒッピーなどの間で多くの愛読者と熱狂的な信奉者を生み、一気にアメリカのカウンターカルチャーの代表となった。この作品が誕生する直前に、まだ無名であった彼は、彼自身、熱烈なファンであったアメリカに於けるパルプフィクションの一時代を築いたアメリカを代表する作家L・ロン・ハバードを訪ね、作家になる為の助言を求めた。するとハーバード氏は彼にこう応えたという。「一旦、着想を得たならば、それを逃がしてはいけない。そして思い溢れるままにタイプしろ!そうして、一度書き出したならば、決してタイプを止めてはならない。終わりまで一気に書き上げるのだ!」と。その助言がケルアックの才能に火を灯した。『路上』に見られるケルアックのあの独創的な文体は、こうして生み出されたと云われる。又、タイプ用紙の交換によって集中が妨げられるのを嫌った彼は、巻物のように、タイプ用紙を一つに繋ぎ合わせて用いた。この有名な逸話は、こうした背景による。この『路上』という作品が発表されるや、ビートジェネレーションと言われる彼らの間では「ビート族の王」「ヒッピーの父」と呼ばれるようになった。アメリカのロックバンド、ドアーズジム・モリソンボブ・ディランなどのミュージシャン達にも影響を与えた。ただ、ケルアック自身はビート・ジェネレーションの代表者として常に攻撃も受けており、「私はビートの王者だが、ビートニクではない」とも語っていたという。ケルアックは元々大人しい性格にもかかわらず、『路上』のアグレッシブな登場人物、ディーン・モリアーティと重ね合わされた事によるギャップが大きかったようだ(実際のディーンのモデルはキャサディであった)。皮肉にもこの思いがけない成功によりケルアックの生き方は大きく乱れ、アルコール依存症などから徐々に健康を害していった。

『路上』『地下街の人びと』(1958年)『禅ヒッピーたち』(1958年)の成功に後押しされ、ケルアックは1969年に他界するまでの10年間、自伝的要素をふんだんに盛り込んだ小説を発表した。中でも『ドクター・サックス』(1959年)『マギー・キャシディ』(1959年)『ジェラールの幻想』(1963年)などはすでに1951年から1957年の間に書かれていたものだったという。

https://openlibrary.org/authors/OL21491A/Jack_Kerouac

∂著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ケルアック,ジャック
1922‐69年。マサチューセッツ州生まれ。コロンビア大学に学ぶ。大学中退後、海軍に入隊するがすぐに除隊、47年から大陸横断のヒッチハイクの旅をはじめる。57年、『オン・ザ・ロード』を刊行、一躍文壇の寵児となる 

青山/南
1949年、福島県生まれ。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

 

 

 

 

 

∂Lyn  

StartingOver 2020