∂Dの変身 (PHP文芸文庫) Kindle版

吉村 達也  (著)

 

  

 

∂Dの変身 (PHP文芸文庫) Kindle版

吉村 達也  (著)

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∂レビューLyn

スラップスティック・サスペンス、って感じ。真面目なミステリを求める人には決してオススメ出来ないけれど、これはこれで「あり」。これ、ドラマ化が面白い!

 

∂内容紹介

学生時代の「できちゃった婚」から5年。増岡大輔は、「責任をとる」かたちで始まった妻・瑛子との家庭生活への不満から、「Dの変身」(D=大輔)と題するブログを始める。瑛子が息子・亜輝の教育にのめり込むにつけ、後悔の念は募る一方だったのだ。やがてキャバクラ嬢の杉本玲花と不倫関係になった大輔は、離婚を決意。発作的に息子の教育費を、玲花の口座にインターネットで送金してしまう。ところが23万円のつもりが230万円を振り込んでしまい、預金残高がほぼ空に! しかし増岡家にとって、それは津波のように押し寄せる悲劇の序章に過ぎなかった。平凡に見えた3人家族が、ふとしたことから崩壊し、まったく先が読めないなかであらゆる不幸に見舞われる展開は、まさにパニックサスペンス! 絶望のどん底に堕ちた大輔は、立ち直ることができるのか? そして瑛子と亜輝は? 一気読み必至の傑作エンタテインメント。『ドリーム』を加筆し改題。

∂内容(「BOOK」データベースより)

学生時代の「デキ婚」で家庭を築いたD=増岡大輔。妻が息子の教育にのめり込むにつけ、「こんなはずじゃなかった」との後悔が募る。そして離婚を決意した彼は、発作的に息子の教育費を浮気相手へ送金。ところがヒトケタ間違え、銀行口座はほぼ空に!だがそれは増岡家に襲いかかる波津のような悲劇の序章にすぎなかった。次の展開がまったく読めないパニックサスペンス。

∂著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

吉村/達也
1952年、東京生まれ。一橋大学商学部卒業。75年よりニッポン放送勤務。ディレクター、編成プロデューサーを経て、83年より89年まで扶桑社の書籍編集長。90年より専業作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

 

 

 

 

 

∂Lyn

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