∂自叙伝 

ジェームズ・T・カーク

  

 

 

∂宇宙大作戦の最初からこれまでのSTシリーズがすべて鮮明に映像で脳内展開しました。
懐かしい面々が次々出てきてすごくよかった!ご幼少の頃の話が聞けてよかった、あんな背景があったんだあ。にしてもやっぱジムって……
皆様! ぜひ次はスポックを出していただこう、ボーンズもあるのか?ないのか?あってくれ! てか、全メンバー希望です! ぜひお願い!トレッキーは必読書ですぞ!
これを読まずして、スタートレックを語るなかれ!

 

∂内容紹介

「伝説の男」の真実――
宇宙艦隊史上において「伝説」の船長であるジェームズ・T・カークの自叙伝!

誕生にはじまり、タルサス四号星で過ごした少年時代、
宇宙艦隊アカデミー時代、異例の昇進、
そして〈エンタープライズ〉指揮官としての輝かしい経歴――

〈U.S.S エンタープライズ〉の船長として、5年間の深宇宙探査を敢行。以後、幾たびもの地球と宇宙の危機に立ち向かったジェームズ・T・カーク。
惑星連邦でその名を知らない者のいない「伝説の男」が自らの人生を語った、初の自叙伝! 

『自叙伝 ジェームズ・T・カーク』は、不世出の宇宙艦隊船長の人生 (2233–2293)を、提督みずからのことばで綴ったものである。
誕生にはじまり、タルサス四号星で過ごした少年時代、宇宙艦隊アカデミー時代、異例の昇進、そして〈エンタープライズ〉指揮官としての輝かしい経歴――
本書は、カーク提督がNCC-1701-Bの就航式で行方不明となる以前にメモリー・アルファの歴史家でもあるデイヴィッド・A・グッドマンと共に取り組んでいたものである。
斬新な切り口でカーク提督の内面に迫り、彼の信念、勇気、そして宇宙に息づくあらゆる生命──どんな形態だろうと──に対する献身に、深い洞察を与える。
また、個人的な通信や航海日誌、その他の抜粋によって、カーク提督の個人史に一層の深みをもたらしている。
カーク提督と共に数々の冒険を経験し、良き仲間であり親友であったレナード・H・マッコイ医学博士が〈序文〉を、スポックが〈あとがき〉を寄せている。

「われわれにとって一番危険なのは、
未知なるものにいわれのない恐怖を抱くことだ。
未知なんてあり得ない──一時的に見えず、一時的に理解できないだけだ」
──ジェームズ・T・カーク

∂内容(「BOOK」データベースより)

母と別れ、タルサス四号星で過ごした少年時代、宇宙艦隊アカデミー時代、異例の昇進、そして“エンタープライズ”指揮官として宇宙の危機を救った輝かしい経歴―。

∂著者について

ジェームズ・タイベリアス・カーク
James Tiberius Kirk
2233 - 2293年。地球のアイオワ州リバーサイド出身の地球人。
〈U.S.S.エンタープライズ〉の船長として、5年間の深宇宙探査を敢行。以後、幾たびもの地球と宇宙の危機に立ち向かう。
2293年、キトマー会議の一件を最後に、老朽化し艦隊の現用船登録をはずれる〈エンタープライズA〉の退役を期に自身も船長職をしりぞく。
退役した〈エンタープライズA〉から、その船名と船籍番号を引き継いだ最新鋭の新型〈エンタープライズ〉、NCC-1701-B(通称エンタープライズB)の就航式・処女航海に招待され同乗するが、間もなく船がネクサスに遭遇。ネクサスによる危機から同船を救った際に爆発に巻き込まれて行方不明に。
その時点で死亡したものと判断され公式に記録された。

デイヴィッド・A・グッドマン
David A. Goodman
メモリー・アルファの歴史家でもある。著作に『自叙伝 ジャン=リュック・ピカード』『自叙伝 ミスター・スポック』(未邦訳)がある。

作家・脚本家・プロデューサー。一九八八年、『ゴールデン・ガールズ』の脚本家としてキャリアをスタート。これまでに『スター・トレック エンタープライズ』『アメリカン・ダッド』『フューチュラマ』など、二〇作あまりのテレビシリーズを手がけてきた。『フューチュラマ』では、『スター・トレック』へのオマージュとなるエピソード「Where No Fan Has Gone Before」の脚本を執筆。 代表作『ファミリー・ガイ』では、エグゼクティブ・プロデューサー兼ヘッドライターを担当し、一〇〇本以上のエピソードを手がけている。 『スター・トレック』のパロディ版ともいえる『宇宙探査艦オーヴィル』ではエグゼクティヴ・プロデューサーを努めている。カリフォルニア州パシフィックパリセーズに家族と住んでいる。"

∂著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

グッドマン,デイヴィッド・A.
作家・脚本家・プロデューサー。“メモリー・アルファ”の歴史家でもある

有澤/真庭
千葉県出身。アニメーター、編集者等を経て、現在は翻訳業。カリフォルニア州サンタクルーズ在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 


∂出版社より

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宇宙艦隊史上最高の船長、その栄光と苦悩――ジェームズ・T・カークが自ら執筆した自叙伝

「われわれにとって一番危険なのは、未知なるものにいわれのない恐怖を抱くことだ。未知なんてあり得ない──一時的に見えず、一時的に理解できないだけだ」 ──ジェームズ・T・カーク

惑星連邦でその名を知らない者のいない「伝説の男」が自らの人生を語った、初の自叙伝! 『自叙伝 ジェームズ・T・カーク』は、不世出の宇宙艦隊船長の人生 (2233–2293)を、提督みずからのことばで綴ったものである。

誕生にはじまり、タルサス四号星で過ごした少年時代、宇宙艦隊アカデミー時代、異例の昇進、そして〈エンタープライズ〉指揮官としての輝かしい経歴――

本書は、カーク提督がNCC-1701-Bの就航式で行方不明となる以前にメモリー・アルファの歴史家でもあるデイヴィッド・A・グッドマンと共に取り組んでいたものである。

斬新な切り口でカーク提督の内面に迫り、彼の信念、勇気、そして宇宙に息づくあらゆる生命──どんな形態だろうと──に対する献身に、深い洞察を与える。

また、個人的な通信や航海日誌、その他の抜粋によって、カーク提督の個人史に一層の深みをもたらしている。

カーク提督と共に数々の冒険を経験し、良き仲間であり親友であったレナード・H・マッコイ医学博士が〈序文〉を、ミスター・スポックが〈あとがき〉を寄せている。

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宇宙……それは人類に残された最後の開拓地である。そこには人類の想像を絶する新しい文明、新しい生命が待ち受けているに違いない。

23世紀、超光速航行技術を開発した地球人はバルカン人などいくつかの種族と惑星連邦を結成していた。

その惑星連邦を守護し、深宇宙探査・防衛・外交・巡視・救難などあらゆる任務を行うのが惑星連邦宇宙艦隊である。

〈U.S.S.エンタープライズ〉は宇宙艦隊の最新鋭艦で、ジェームズ・T・カークはこの船を率い5年間の調査飛行に飛び立った。

これは人類最初の試みであり、その成果は後の人類に多大な貢献をもたらした。

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[著者プロフィール] ジェームズ・タイベリアス・カーク James Tiberius Kirk

2233 - 2293年。地球のアイオワ州リバーサイド出身の地球人。

〈U.S.S.エンタープライズ〉の船長として、5年間の深宇宙探査を敢行。以後、幾たびもの地球と宇宙の危機に立ち向かう。

2293年、キトマー会議の一件を最後に、老朽化し艦隊の現用船登録をはずれる〈エンタープライズA〉の退役を期に自身も船長職をしりぞく。

退役した〈エンタープライズA〉から、その船名と船籍番号を引き継いだ最新鋭の新型〈エンタープライズ〉、NCC-1701-B(通称エンタープライズB)の就航式・処女航海に招待され同乗するが、間もなく船がネクサスに遭遇。ネクサスによる危機から同船を救った際に爆発に巻き込まれて行方不明に。

その時点で死亡したものと判断され公式に記録された。

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惑星連邦でその名を知らぬ者のない 「伝説の男」が激動の人生を語った、初の自叙伝!

明日、新型〈エンタープライズ〉の命名式がある。顔は出すが、指揮官席に座るのはほかの船長だ。記憶をたどる旅をしたためだろう、どうやら退役は時期尚早だったと悟る。あの椅子に座っている限り、自分は重要人物だと思えた。人生のサイクルを破る方策が見つからず、少し後悔している。宇宙艦隊に代わる意義深い何かを見い出せずじまいだった。わたしもほかの人間と同じで、どうすれば自分を変えられるのか、わからない。