JR高蔵寺駅周辺の再整備について <NO1>
(1)高蔵寺駅北口における再生検討の調査状況について
「高蔵寺リ・ニュータウン計画」は、「いつまでも安心して快適に住むことができるまち」であり続けるために、実現性が高いプロジェクトと夢や希望を抱くことができる展望を併せ持つ計画として、ワークショップや意見交換会などにも地域住民の参加を頂きながら、平成28年3月に策定されました。
この計画は、先導的な主要プロジェクトとして、2年以内に着手する先行プロジェクト、
効果を検証して展開を図る展開プロジェクト・
そしてプロジェクト及び施策の実施状況を内外に積極的に発信する情報発信プロジェクトで構成されております。
今回の質問は、先行プロジェクトにある
「民間活力を導入したJR高蔵寺駅周辺の再整備」について質問をさせて頂きます。
JR高蔵寺駅の北口広場は、昭和55年に供用が開始され、その当時は、近代的な駅として地下道が整備されるなど、誰もが憧れる地区となり、にぎわいが生まれ、その結果ニュータウンと高蔵寺地区の人口が増加し、発展をとげてきました。
しかし、それから約40年が経過して、高度経済成長時代から安定経済時期へと変わり、住民の価値観や生活スタイルも大きく変わりました。その様な中で、駅周辺にスポットを当てると、通勤時間帯の送迎車による渋滞の慢性化や、商業施設の減少などにより、駅周辺住民や駅利用者がゆったり交流できる場所が少ないこともあげられます。駅前の機能や役割の変化が進む中で、今回の「先行プロジェクト」が打ち出され、駅前広場、バス停留所、タクシー乗り場、送迎用の待車場、周辺道路の変更を含めて、手を加える必要が出てきている事と認識をしています。
高蔵寺駅は、ニュータウンと周辺地域にお住まいの方の玄関であり、1日に約4万人が利用され、仕事と生活圏の切替え拠点であります。今後の再整備は、ニュータウン住民や周辺住民、駅利用者にとって期待と関心が高いものであります。
そこで、計画が策定され約1年半が経過してきた中で、高蔵寺駅周辺再生検討の調査状況についてお伺いします。
続いて・・-------------------------
2)今後の取組みについて
民間活力を導入した駅周辺の再整備について、プロジェクト
概要としては、
高蔵寺駅北口周辺の再編整備、駅南口周辺や地下道空間の改善による駅南北の一体感の向上を図るとしております。
北口の再整備の予定範囲としては、駅前広場と周辺の民間の所有する土地についても含まれており、周辺の土地地権者の賛同を得て進めることが不可欠でもあります。
改めて地元への周知や地権者への協力を仰ぐ為にも、この再整備について地元関係者には、具体的な方針と青写真を示していく事が今後取り組みを進めるうえで必要と考えます。
今後の「先行プロジェクト」を進めるにあたり、
対象範囲の確定といった様々な、ビジョンの明確化、取り組みについてお伺いします。