こんにちは
心屋認定カウンセラーで看護師の
「あきねぇ」こと池田あきです
あらためて、私の自己紹介をさせていただきます
少し長いのですが、どうぞお付き合いください
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物心ついた頃、私は母と二人きりで暮らしていました
母は夜に働いていたので
私はいつもひとりで母の帰りを待っていました
昼間は学校や外で友達と楽しく過ごしていましたが
みんなと違って父や兄弟がいないことや
服やおやつを買うお金がないことに
いつも引け目を感じていました
小学校の高学年になり、母に彼ができると、
母は私より彼の希望を聞いたり
見たこともない女の顔を見せるようになりました
その彼と別れたあとしばらくして
母は借金が返せなくなり
ある日突然、私を置いて家を出ました
中学生だった私は、関西に住む父に引きとられました
そこには実の兄のほかに、父と再婚した継母もいました
兄とは仲良く話すものの、いつも一緒にいるわけでもなく
他の家族とは打ち解けきれない私は、孤独感でいっぱいでした
どんどん心をこじらせていった私は
孤独感をまぎらわすために
悪いことをたくさんしましたし
家にいないことが増えていきました
私は誰からも愛されてないんだ
母から捨てられたんだ
誰にも甘えてはいけないんだ
女でいることは汚いんだ、損するんだ
だから誰かを愛しすぎない
どうせいつか私は傷つけられる
どうせいつか私は捨てられる
人からの愛も、好意も、友情も素直に受けとれず
女性であることにもおびえて壁を作り、
自分を守っていました
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そんな私も結婚し、子供も授かることができて
とても幸せに過ごしていましたが
専業主婦として子育てをするうちに
息が詰まるような気持ちになったことから
働くことを考えるようになりました
それまでしてきた
飲食店の店員や事務、営業、歯科助手や
それ以外の仕事も考えてみましたが、
どれもピンときませんでした
そのときに思い出したのが
看護師をしている親友のお母さんが私に言った
『あんたは看護師に向いている』という言葉
（あとで聞いてみたら、私が結婚できないと心配して
手に職をつけさせるためだったと教えてくれました(^^;)
そして小さい頃から人体の不思議が大好きだったこともあって
一念発起、32歳で看護学校に入学しました
小さい子供を2人育て、病院でバイトしながらの5年間は
体力的にしんどいこともありましたが
夫の協力もあり
学ぶことの楽しさ、友達と過ごす楽しさにあふれていて
青春時代をやり直しているような
素晴らしく、楽しい時間でした
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看護師になって働き始めて一年後
実母が重い病気になっていることがわかりました
母を田舎から引きとり
私の家で家族と一緒に暮らすことにしました
母は家の中では動けましたが、一人で外出できなかったので
ほとんどの時間を私と過ごしました
子供として親孝行という当たり前のことをしている
いいことをしているんだと思う反面、
私を捨てた母と暮らす苦しさや
一人の時間が持てないことに対するイライラを感じていました
また母を友達や親せきがいる住み慣れた田舎から
関西に連れてきたことに強い罪悪感ももっていました
母を引き取って一年もたたない頃
私はパニック障害をおこして母を施設に入所させました
施設に入れたことで私は
「今度は私が母を捨てたんだ」
「私はなんて親不孝な娘なのか」
「私はなんて冷たいんだ」という気持ちになりました
その気持ちは母が亡くなってからもふれたくない傷として残りました
それでも夫が理解して支えてくれたことで
病気は良くなってきて
看護師として復職することができました
なのに数年後、その夫との関係が悪化
私の希望で調停をして離婚しました
離婚してやっと子供二人との穏やかな日々になると思ったのに
子供に怒鳴ってばかり
どうしてこんなにイライラするのか
どうして私は素直になれないのか
どうして将来がこんなに不安なのか
どうして二人の関係が離婚するまでに破綻したのか
どうして、どうして、どうして…
パニックの本や自己啓発本、心理分析の本を読み漁りましたが
答えはわかりませんでした
周囲の人にはツライことを見せたくなくて
友達や職場には大丈夫なフリ、幸せなフリを続けていました
そんな2014年頃に、偶然見たTVで心屋仁之助さんを知りました
番組を録画して、くり返し何度も見ては号泣しました
そこからせきを切ったように
ぢんさんの本を買い、ブログを読むようになって
その中に書いてあることを少しずつ実践していきました
すると、たしかに今までより心が楽になってきたけれど
自分のイライラはなくならないし、
息が詰まるような閉塞感が消えることはありませんでした
個人やグループのカウンセリングやセミナーを受けたら
この苦しさは消えるのだろうか
でも出した金額に見合うものを受け取れるのか
自分の苦しさをピッタリの言葉で表現できるのか
自分の恥をさらしたくない
そんな「損したくない」気持ちを強くもっていたので
一歩を踏み出せずに毎日もんもんと過ごします
そんなときに心屋認定カウンセラー古庄由佳さんの
「心屋流 戦わないで生きていく」という本に惹かれて読み始めたら
「これは私のことを書いた本だ!!!」とショックを受け、
そのあとすぐに募集がはじまった古庄由佳さんの
マスターコース（カウンセラースクール）を受講しました
そこで学ぶうちに
「どうして」の答えが少しずつわかるようになっていきましたし、
今では、母にも周りの人にも愛されていたことがわかってきました
そして周りの人からも「愛がある」「明るい」「信頼できる」
「相談しやすい」「うっかりしているところがかわいい」
「女っぽい」などのうれしい言葉をいただけるようになりました
自分のことを知るために通ったスクールだけれど
素敵な方々や素晴らしい先輩カウンセラーと出会うなかで
自然と自分もカウンセラーになりたいと思うようになっていきました
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現在は、心屋流のカウンセラーとして
また現役看護師としてのべ5万人と話し、看てきた経験も合わせて
個人カウンセリングやイベントなどを行い
大切な人と戦わずに自分を愛することの素晴らしさや
自分の中の女性を大切にすることを伝えています