”勇気を出して人を信じてみたら” | 心理カウンセラーあきねぇの『正義の剣をおろして負ける”極上“の女』

心理カウンセラーあきねぇの『正義の剣をおろして負ける”極上“の女』

「自分に素直に生きる」って難しい
でも難しくしていたのは自分だった…

パニック障害、パートナーシップ、子育てに悩んだ看護師が
カウンセラーになりました。

そんな私の
気づきや葛藤、人にさらして負けてもいい日々を綴ります

マスターコースの四日目
メーリスの内容にザワザワしながら京都へ
 
メーリスでみんな自分を開いてる
意見をちゃんと書いてる
 
そんなとき私はどうしてたか…
「ふ~ん、どっちでもいいんちゃう」
「文字だけだから誤解もあるわな」とか
なんだか他人行儀で何様目線
 
みんなすごく頑張って自分を出してるのに
どっちでもいいやんってメールしたら
私はすごく冷たい人だと思うし
そんな冷たい内容のメールしたら
なんて思われるか…
 
でも
最終日の最後に話せる時間があって
そのことをみんなに話した
そしたら
「あきねぇは優しいよ」って色んな人に声をかけてもらった
 
私が話したあと、思いもよらず隣のひとが話し出した
マスター1、2、4日目に一緒のグループになったたーたんが「あきねぇは優しい人だって知ってる」って大粒の涙をポロポロとこぼしながら泣いていた
 
私はビックリした
知り合って数日の人が私のことで泣いている!!
どうしてそんなことになるの?
私、そんな人から大事に思われる存在じゃないのに
あなたは人の心を大切に思える人なんだね
そんなことをざわざわしながらボーっと思っていた
 
あれからずっと考えて、気付いたことは
“私はいつか捨てられる”って前提だった
だから人との関係を縮めるのが怖かった
寄りかかれば、いつかその人はいなくなると無意識に思ってた
そんな私の距離感を、不意に飛び越えてきたひとに戸惑いを覚えたのだろう
 
でもとても嬉しかった
たーたんから愛が溢れてるのを感じた
私に声をかけてくれたみんなにも感謝した
「私ここにいていいんだな」と思えた
 
 
 
これからもマスターコースの中で
色んな出来事があるだろう
「もう行きたくない」と思うこともあるかもしれない
でもここは私の居場所だと知ったから
みんなを信じて思う存分、ぐしゃぐしゃのハカハカの泥んこになりにいこう