24/6/1(土):一般部今年 33回累計1409回(自主稽古含め今年 35回累計1873回

 

総本部 八木道場

明人先生 明広先生 大田先輩のご指導

 

少年部

梅雨の雨もあってか 10名ちょっとと出席が少ない

 

で スタートはいつもと変えて

側転で身体ほぐしから

 

伸びやかに出来る子

横に身体を倒すことができない子

 

もって生まれた運動能力もさまざま

 

しばらくして明人先生が

「空手稽古したい人はこっち 側転の練習したい人はあっち」

と声をかけて2グループに分ける

 

2~3名の出来ない子が側転を続ける

で 側転の方のグループを見る

 

型稽古は 多くの子供にとっては 言われてやる退屈なもの

 

ところが 側転は コツを教えながら ほめながら教えると

少しずつ出来るようになる変化を感じて

 

休憩もとらずにクルクルといつまでも続けている

 

こっちの方が休憩をなんども促す

 

子供にとって

型は順番を覚えた=出来た

ということのようで

 

型を繰り返して「錬る」という概念がないため

同じことの繰り返しが退屈なのだと思われます

 

一方 側転は 出来る 出来ないが自身でもハッキリと自覚できるため

出来るように夢中になって練習するのだと思う

 

ほんの一時間足らずでドンドン出来るようになっていく子供達をみていると

無限の可能性を内に秘めていることが良くわかります

 

それを引き出すのは 大人の役割

 

褒めて伸ばす ように心がけています

 

一般部

相対突き受け 囲み組手 連続組手

いずれも予め攻防を決めてやる 約束組手

 

それを繰り返すことで反射運動に量質転化させる稽古体系

 

今日は

「攻撃」「受け」「攻撃」

「攻撃・攻撃」「受け」

と順番だけを決めて

攻撃技はフリーで行う

 

自由組手のように間合いを変えながらの攻防ではなく

常に手を伸ばせば届く間合いを維持して超接近戦の攻防なので

自由組手より高度(だと思います)な稽古

 

怖さも間合いを調整できない分 怖さも倍増(笑)

心が負けては動きもとれなくなります

 

奥妙在錬心(奥義を極めるためには まず心を錬らなければならない)

を体現する稽古

 

最後は久しぶりに一人ずつ演武

 

私は制遠鎮を選択

 

明広先生より

・出だしの諸手払いから すくい受け 抜き手が速すぎる

ゆっくりと重厚にやることで

次の速い動きがより活きる

※型の3大要素:技の緩急

 

・下段突き受けが下に下がり過ぎて「突き」受けになっていない

鳩尾と帯の間を突く

 

明広先生より

・運足転回から諸手受けで

足が止まってから受けている

それでは 相手の攻撃は既に入っている

運足 転回 受けを一体とすること

※いわゆる競技型との大きな違いがここにあります。グラついて減点されないように競技では足をしっかり固めてから手技を行うように指導するそうですが 国際明武舘では「運足と手技は常に同時」と指導しています

 

指摘指導されたことは いずれも これまで何度も言われて頭で理解していること

またもや

「解かっていることと出来る子とは違う」を実感

 

「正しい型をゆっくりと 徐々に速くしていく」

求道無限

 

少し 雨のパラつく帰路で指摘されたことを反芻する