怖いんだ。ほんとは。






旦那が怖い。怖いんだ。怖くて怖くてたまらない。






 






旦那は、私が自分の言いなりにならないとすぐに機嫌悪くする。






でも私は言いなりなんてなりたくないし、無理。






それでいつも喧嘩になったり、旦那が切れる。






切れるとあいつは、ドアを殴る、蹴る。大声でどなり散らす。






それ以上になると私に向かってくるし。私に向かってこなくても、不穏な空気というか全身に怒りを表して、こっちの部屋(リビング)に出入りする。






 






そういう空気が怖い。






 






私一人ならよかった。全然いい。どんなになっても関係ない。






でも子供がいるから・・・






子供を巻き込むからそれが怖い。






子供にとってそんな環境が悪すぎるの分かってるから、子供の前ではそんな風になりたくない。






だけどあいつは、そんなのお構いないしだ。






自分の機嫌が全てだから。






 






私に、急に「コンビニ連れて行って」という。






私だって朝から着替えもしないで今日はだらだらと決めてるとこにいきなり言われて、え・・・とキョどる。。






もうそれで不機嫌になる旦那。






全身に怒りを立ち上らせて、無言でどこかに行く。






私は困る。行きたくないけど、旦那を送る決意をする。






しかし旦那はすでに機嫌を悪くしてる。。






ひとりでさっさと歩いていってしまうかもしれない。。






そうなると・・・・・あとは恐ろしい展開になるのが分かっている。






歩いていくことになった旦那の機嫌の悪さ。。恐ろしい。






やはり一人で歩いて行かせるわけにはいかない。そのあとが怖いから。






でも不機嫌の旦那は私に声をかけずに一人ででて行ってしまうだろう。それを防ぐために旦那の動向を窺がわないといけない。






トイレにいったり着替えたりしている旦那の動向を見て、いよいよ出かけそう・・・な気配を感じとり旦那の部屋に行く。「いつコンビニ行くの?」と聞くと「いいって!!歩いていぐがら!」と怒っている。。






それをなんとかなだめすかし、私は送らせてもらうのだ。。。






旦那は言った「俺が行くっていったとき、すぐにいい返事くれねーねが!」






瞬間的に旦那が満足する言動を私は取らないといけないのだ。




 




本当に心底疲れる。涙があふれて止まらない。声を殺して泣く。




たかだかコンビニに行くくらいでこんなことになる。




そう。些細なことがいつも大きく膨れ上がる。







大抵旦那の私への頼みごとが発端だ。




そう、旦那は一人で何かをすることができないから、私にいつも頼むのだ。




頼まれる私にすれば、はっきり言うと面倒臭いのである。




大の大人。ひとりでやれよ!自分の力で行けよ!と思ってしまうからだ。




しかも旦那は「今やってほしい」「今すぐ!!」なのだから。




私の都合があるといってもそれは関係ない。ただ旦那の機嫌が悪くなるだけだ。







旦那が腹減った・・なら即座に旦那の欲しい食べ物を提供し、旦那がどこかに送っていけと言うならすぐさま送っていかないといけない。

旦那が風呂に入りたいと思った時に、私が風呂に入っているようなことがあると、いきなり風呂のドアが殴られて大声で「このばか!いつまで風呂にはいってんだ!え!」と怒鳴られるのだから。


こっちにしてみれば、え~?今すぐ?ってなもんだが、そんな反応見せると旦那はすぐに切れまくる。







 




なだめて車に乗せたものの、不機嫌が収まらないようで、動いている車のドアを開けて飛び降りようとする旦那。。




「おめーのそういう態度が嫌だ。素直に送ればいいのに。いいよ俺やっぱ歩いていくから」




そうやって私にプレッシャーをかけるのだ。




 




怖い。こういう人が本当に怖い。




 













繰り返してる。ずっと、繰り返してるよ。






 






私の行き場所がでもないよ。






ここしかないよ。






 






何故・・・旦那の実家にきちゃったんだろう。。行く場所がないよ。






あのとき、市営住宅に入れるはずだった。新築のできたばかりの市営住宅。格安で。2LDKで。当選したのだ。






1/10の確率で。年賀状のくじすら当たらない私が。福引方式のくじで、あたりの玉を当てたのに。






 






なのに、旦那と旦那の実家は反対したのだ。入ることないと。二世帯を建てるからと。。






 






あのとき市営に入っていれば・・・・私と息子は市営住宅に残り、旦那を実家に返してていたはずだ。とっくに。






 






私には実家がない。






心理的にも物理的にも実家はない。






 






そう、私はあの家から逃げたのだ。逃げて旦那の元へ行った。






でも旦那はもはやあの家と同じだ。






あの父から逃げたのに、あの父と同じになった旦那と今は暮らしている。






 






もう逃げ場はない。






 






母親はうまく逃げた。弟も脱出した。父本人も家を売り払って遠い地へ行った。






 






私だけが逃げられなかったみたいだ。