上京物語2 | 大抜卓人ブログ「OFF AIR WITH TAKUTO ONUKI」Powered by Ameba

上京物語2


前回までのお話決定
茨城から東京までタクシーで帰るしか選択肢がない状況に決定
田舎町で奇跡的に巡りあったタクシー決定
ホッとしたのもつかの間バッド(下向き矢印)
ドライバーさんから衝撃の一言「わし・・・東京にはいけん」バッド(下向き矢印)


「東京に行けない・・・そ、そんな!」冷や汗

「すまんのう・・・」あせあせ(飛び散る汗)

でも僕は諦めなかったバッド(下向き矢印)

「お願いです!何としてでも東京に帰らないとダメなんです!!」冷や汗

初老のドライバーさんは暫くの沈黙を経てダッシュ(走り出すさま)

「この村にの・・・一人だけ東京の道を知っとるドライバーさんがおるんじゃ」ふらふら

「じゃあ!その方でお願いします!!」ほっとした顔

無線で連絡を取り合い・・・冷や汗
なんと奇跡的に東京の道をしる伝説のドライバーさんが捕まったグッド(上向き矢印)

「この近くにおるらしいんで。変わりますな」ほっとした顔

初老の運転手さんを後ろから抱きしめたい衝動にかられたほっとした顔

そして10分もするとコンビニの駐車場に同じ会社のタクシーが指でOK

降りてきたのが東京の道をしる伝説のドライバーSさんだった指でOK

車を乗り換え黒ハート
さっきまでの初老のドライバーさんに挨拶をして決定

伝説のSさんと僕の東京の旅は始まったダッシュ(走り出すさま)

Sさんは過去に成田空港近くに勤務グッド(上向き矢印)
成田から東京へ何度も行ったが決定
都会のペースに疲れて・・・黒ハート
茨城に引っ越してきたというキスマーク

舞浜のディズニーランド・シンデレラ城が見えてきた冷や汗

その先にはスカイツリーグッド(上向き矢印)

ようやく東京に戻ってきたのだ黒ハート
嬉しさと安堵で涙が溢れそうになった冷や汗

「うん・・・」冷や汗2

Sさんがナビをみながらそう呟いたほっとした顔

その次の瞬間・・・・冷や汗
降りる予定のない高速降り口をくだりはじめたほっとした顔

「え?どうされたんですか?」冷や汗

「なんかの・・・見たこと無い橋がかかっとるから降りたんじゃ」バッド(下向き矢印)

「え?見たことのない橋?」冷や汗

「わしの・・・25年ぶりに東京にきたんじゃ」ほっとした顔

Sさんが指をさしたのはレインボーブリッジだった冷や汗

「25年前とは景色もなにも違って・・・ここはどこじゃ?」冷や汗

僕の予定では銀座あたりに着いているはずだった冷や汗

でもここは・・・コンテナがたくさん置いてある海沿いの工場地帯だバッド(下向き矢印)

え・・・東京駅を目の前に・・・バッド(下向き矢印)

じ、時間もない・・・バッド(下向き矢印)

Sさんは振り返って僕の目を見ながらこう言ったあせあせ(飛び散る汗)

「わし・・・これ以上だめじゃ」バッド(下向き矢印)

続く)