スーパーオリジナル | 802な日々

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FM802にリクを送ってるとかではないですが、とにかくヘビロテ曲は毎回ツボな20代後半の牡です。音楽メインに趣味のオセロや競馬など書きたいことを書くブログにしようかな。

「セカオワ」ギターボーカルFukaseの発言が波紋 他のバンドに「今時、まだギター使ってんの?」



「イギリスのロックを真似してるような音楽やってたら、長い間残らない」

話題になっているのは、音楽情報サイト「EMTG MUSIC」に2014年4月8日に掲載された、シングル「炎と森のカーニバル」発売記念のインタビューだ。

この曲では花火の音をリズム音として使っているという話の流れで、インタビュアーが「そういう音の探求まで含めて、SEKAI NO OWARIの日常になってる感じがしますね」と振ると、Fukaseさんがこう答えた。

「そうですね。結構、外界に触れないでここまで来たから。他のバンドを見てると、『今時、まだギター使ってんの?』とか思うし、『まだギター・ロックやってるんだ?』って思うし。自分たちはそれとは全然違う方向性だから、何とも思わないけど……でも、俺は寂しがり屋だから、自分の音楽がずっと残っていったらいいなと思う。イギリスのロックを真似してるような音楽をやってたら、長い間残ってくれないだろうなと思うから。『自分らしさ』って何だろう?っていうのを追求して、未来永劫残ってくれるものを作っていくためには、やっぱりオリジナリティが不可欠で。でも、奇を衒ってるだけでは人の心は掴めないんで。俺たち自身が楽しんで『いいね』って言いながら進んでいくことが重要なのかなと思ってやってますね」




うん、キックザカンクルーのようなタイトルですが、中身はちょっと前に叩かれていたこのセカオワfukaseさんの発言についてです。

俺も特にファンでなければ叩いてたかもしれない。
↓みたいな発言を過去にしてますしw

「未だに日本はギターロックで停滞、と言うより衰退している」
とか偉そうに言うプロミュージシャンもいらっしゃいますが
むしろギターロック/ポップを伝統にしていけばいいやん。これだけ楽しいんやから。


これはKANA-BOONを生で観た後に思ったこと。


で、今回のfukaseさんの発言受けて、実際のところどうなんやろうと・・・思ったわけですよ。



んーーー、、、多分fukaseさんの発言で重要なのは
『自分らしさ』って何だろう?っていうのを追求して、未来永劫残ってくれるものを作っていくためには、やっぱりオリジナリティが不可欠で。
この部分。

ギターロックが一概にダメってわけじゃなく、「オリジナリティを出していこうぜ」って伝えたかったんじゃないかと。


「オリジナリティ」って言葉で思い出したのが、山田玲司さんの漫画「Bバージン」。
何十回と読み返してる、俺の中の恋愛バイブル的な漫画なんですが
登場人物「ホモのヒデさん」のセリフにこんなのがあります。
「男にはオリジナル女ってのがいてね・・・うまくいこーがいくまいがどーしよーもなく本命の女」
そしてその解説→「オリジナル女との出会いは、多くは思春期、限りなく純な頃その汚れ無き心に映った彼女は最高の女として、生まれてすぐのアヒルのようにすりこまれてしまうのです。」

初恋の異性って、30代、多分40代になっても鮮明に覚えてるものです。
よくよく考えてみると俺の場合、好きになる女優さんとかアイドルなんかでも、ルーツが初恋の女の子になってます。



つまり「オリジナル女」ってのは「自分が”初めてこの人が良い””初めて好きだ”と思った」女性のこと。

これは音楽でも何にでも言えることです。
何かにハマるきっかけって、自分の中でオリジナリティが発見出来たからこそですよね。

だからギターロックでも最初に聴いたギターロックは残っていくでしょう。
30代後半~40代だとBOOWYが多いだろうし、20代後半~30代前半ならミスチル、スピッツ、GLAY、ラルク辺り?

そしてその音楽(アイドルの場合は”その人”かな)が、より多くの人にとって「自分の中のオリジナル」だと感じさせられれば、その音楽は流行るし、一生残っていくんですよね。

特に声ってのはオリジナルになりやすい。

桜井さんや草野さんが誰かの曲をカバーしてもすぐにわかったり。


音だったり声だったり歌詞だったりライブの演出だったり。
どこかにそのアーティストでしか感じられないオリジナルがあれば、ギターロックでもいいと思うんです。


逆にミスチルっぽい人が出てきても、その人にオリジナリティを感じなければ、最初は気に入ったとしても長く心に残ることはないのです。
(俺の場合、TR●PL●NEはミスチル色が強すぎて、オリジナリティを感じないw)

あとはエモとかラウドロックで英語詩で歌ってる人なんかも、洋楽現行品のパクリとしか思えん。
やるならBAWDIESのように「”日本人”が”あの声”で”60年代ガレージロックを歌う”」ってぐらいオリジナリティがないとねー。

話が飛び飛びですが、この記事でBAWDIESと一緒に名前を出したS.R.S。
BAWIDIESと同じく2009年にメジャーデビューし、どちらも「Beatlesの再来」だと取り上げられてたバンドですが
BAWDIESはロックンロールを貫き通し、今年メジャー5周年。
S.R.Sは元々英詞だったのを、メジャー後に日本語詞に変え、ふつーのラブソングっぽいものを売り出し始め、タイアップを取りに行ったけど泣かず飛ばず。
ライブも1度だけ見ましたが全く盛り上がってなかったです。
箱が大きめなのが可哀想なくらい。
そして案の定2012年にメンバー脱退、2013年解散。
メジャーで万人に受けようとして、オリジナリティを取りあげられるとこうなります。。。


fukaseさんの発言の真意って、多分こういうことなんですよね。
どこかにオリジナリティを見出してもらえる部分がないと、長く音楽を続けていくことはできない。
これは、これからバンドを始める人へのメッセージであり、何か新しいこと、例えば商売を始める人なんかにも当てはまるメッセージだと思うのです。



誰かにとってのスーパーオリジナルになれる音楽、商売、仕事。
そういうもんがないとだめ、ってことですよ。

所詮この世は焼肉定食弱肉強食やから
ギターロックでもいいけど、どこかがオリジナルに感じてもらえるものでないと生き残っていけないってことです。